5/7放送の久本雅美さん司会の『メレンゲの気持ち』1000回記念月間第一弾として人気MCスペシャルが放送された。

そこに登場したのは今年3月に終了した『ごきげんよう』でおなじみの小堺一機さん、お昼の高視聴率番組『ひるおび』MCの恵俊彰さん、そして2014年に再ブレイクしたヒロミさんの3人だ。

普通じゃ中々見る事ができない豪華MCの共演に、観客席からは歓声が上がった。

人気MCとして紹介されたヒロミさんはMCの事を聞かれ、

「まあ、俺はもう今はあれですけど」

「昔の話ですけどね」と、

とにかく『昔』という言葉を強調した。

そして小堺さん恵さんを見て

「俺、なんでここに並んでいるのかよく分からない」

「今は呼ばれれば行くってタイプ」

と笑いを誘っていた。

しかし、その言葉の奥にはヒロミさんが『芸能界から干された』という重い過去が見え隠れする。

そもそも何故ヒロミさんは芸能界を干されたのだろうか。

 

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ヒロミが芸能界を干された理由は堺正章?

ヒロミさんが活躍していたのは1990年代。

B21スペシャルから始まり、数々の司会をこなしていた。

当時は本当にヒロミさんを見ない日は無かったといっても過言ではない。

大物にもタメ口を利いたり「ちゃん付け」で呼んだりと、やんちゃなキャラで活躍していた。

レギュラー番組は多い時で10本ほど、最高月収は6000万だったという。

そんなヒロミさんがある日忽然とテレビから姿を消した。

あまりにも突然だったので、たちまち大物を怒らせたのではないかとの噂が流れた。

その大物の候補に、当時『あるある発掘!大辞典』で一緒にMCをしていた堺正章さんの名前が挙がった。

ヒロミさんは堺さん事をマチャアキと呼び、さらに「最近のマチャアキは面白くない」と堺さんの居ない所で発言、それが堺正章さんの耳に入り共演NGになったというのだ。

そんな噂についてヒロミさんはなんと堺さん本人に聞いてみたという。

なんとも大胆だが、逆に潔がいいのかもしれない。

すると堺さんは

「俺にそんな力があったらもっと干したい奴がいる」

と答えたそうだ。

ただ堺さんが怖いのは本当のようで、メレンゲの気持ちでヒロミさんは

「先生は本当に怖くて、あんまりイジれない人だった」

「ねぇマチャアキと言った時に、完全シカトされたもんね」

と当時を振り返る。

しかしその内慣れてきたのか、普通に接してくれるようになったそうだ。

確かにひろみさんは再ブレイク後、堺正章さん司会の『チューボーですよ』への出演や、一緒にクレー射撃に行った事を自身のブログに書いているので、本当の事かと思われる。

では干された本当の原因は何なのだろう。

ヒロミが干された原因

それはヒロミさんが最近仕事が減ってきたなと感じた時の事だったそうだ。

番組のスタッフに、もう少し芸風をソフトに出来ないかと打診されたという。

それに対してヒロミさんは「そんなのできないし、なんなら辞めてもいい」と発言。

すると待ってましたとばかりにあらゆる番組から肩叩きされたという。

どうやらヒロミさんが芸能界から干された理由は、良く言えば天真爛漫、悪く言えば横柄な態度が理由だったようだ。

さまぁ~ず三村との確執。共演NGなゲストは?

となると次に気になるのは共演NGを出したあの人だ。

同番組で、禁断の質問!として3人に共演NGなゲストがいるかを質問した際、それについてヒロミさんは

「俺がNGっいうのか、向こうがNGの場合が多い」

「俺は平気だけど、ほとんどないんだから共演NGなんて」

と答える。

それに対して久本さんが、

「ちょっとこの間も噂になったけど…」

と、さまぁ~ずの三村マサカズさんの話題を切りだす。

それは2015年3月3日放送の「ロンドンハーツ」の企画内で、三村さんがヒロミさんに共演NGを出した事について語った事だ。

日ごろからヒロミの突っ込みがキツイと感じていた三村さんだがロケ終了後の食事の時に、

「リアクションがおもしろくない」

「俺、竜ちゃんと出川でエジプトロケをオファーしたのに、なんでお前来たの?」

と、かなりキツイダメ出しを食らったという。

それで人生初めての「共演NG」を出したという話だ。

それに対してヒロミさんは、

「三村は俺と会うのが怖くて嫌で…そういうのがあったんだって」

「俺は全然知らなかったんだけど」

と気づいていなかった事を告白。

本人曰く可愛がってたつもりだったそうだ。

言った方にその気がなくても、言われた方はたまったものじゃないかもしれない。

しかしこちらもきちんと和解したという。

 

口が悪い事で色々と悶着があったヒロミさん。

しかしそんなヒロミさんの個性が面白いという人がいるのも確かだ。

ヒロミさんにはぜひ今までの経験を活かして、これからも面白い話を聞かせてほしい思う。