当選金が高額になる事で有名なtotoBIG。
キャリーオーバー中ならなんと最高6億円にもなる夢あふれるくじである。
今回そのtotoBIGに異変が起きた。
まずこちら青枠の中の数字を見てもらいたい。
こちら第838回のBIGの抽選結果なのだが、なんと2等以下の当選金額がすべて300円になっているのだ。
(ちなみに第836回の当選金額は1等は6億円(当選2口)、2等は1,769,916円(当選35口)である)
くじは一口300円なので、買った金額分だけ戻ってきた事になる。
1等の26,744,769円も切ない数字だが、本来なら2000万円近い金額がもらえるはずの2等…。
何故このような事が起きてしまったのか。
それは熊本の地震による試合の中止が相次いだからだという。
試合が中止になるとどうして当選金額が下がるのか?
その疑問を解決するため、ここでBIG(サッカーくじ)のシステムについて解説しておこう。
BIGの当選システム
サッカーくじにはtotoとBIGの2種類あり、今回話題になっているBIGは「指定された14試合の90分間の試合結果をコンピューターが無作為に選択するくじ」
となっている。
簡単にいうとその14試合の結果(数字)が全て一致すると1等当選となる。
1試合ハズレると2等、2試合ハズレると3等とどんどん下がっていくのだが、指定された試合が中止となった場合はなんとすべて当たり扱いになるのだ。
今回のBIGは熊本地震が相次いだため4試合が中止となり、いつもよりも当てなくてはならない試合数が少なく済んだために当選人数が膨れ上がってしまい、2等300円という驚異の数字が出てしまったのだ。
ちなみに規定で最低配当金は300円となっているので、これ以下は無いこととなる。
これに対してネットでの反応は
・2から6等が同じ金額は泣ける
・これでキャリーオーバーが消えるとかwww
・運を使い果たした人多数
・気の毒だがワロタw まあいいことあるよ
2等当選の文字を見た時はさぞうれしかった事だろう。
それがこんな結果になってしまい、心中お察してしまう。
夢あふれる高額くじ。
自分も何度か買った事があるが、未だ300円以上当たった事がない。
しかしtotoBIGはジャンボ宝くじやロト6よりも理論上当たる確率が高いので(ジャンボ宝くじ(1/10,000,000)・ロト6(1/6,096,454)・totoBIG(1/4,782,969))、皆さんも一度大きな夢を買ってみてはどうだろうか。