2019年8月2日(金)公開初日に見に行ってきました~。
以下感想を箇条書きネタバレありで記載します。
まだ見ていない方は見ないで下さい。もう見たという方はこういう感想の人もいるんだ~と受け流していただけると幸いです。
フローラ不遇は当たり前
当時リアルタイムでドラゴンクエスト5をプレイしていた方はご存知かと思いますが
物語の中盤に結婚相手をビアンカにするか
フローラにするかで大論争になった事を・・・。
ブログ主は当時ゲーマーだったのでビアンカもフローラも結婚して全ての展開を余すことなく体験しました。
最初にフローラを選んだのですが、「えっ!本当に結婚できるの?」「ビアンカじゃなくてゲーム進めれるの?」「リセットしたほうがいいんじゃ?」
と心配になりながらハラハラドキドキでエンディングまで行けました。
その後ビアンカでもクリアーしましたが、フローラの方が後からパーティーに入る分強力な魔法を早く覚えるので楽だったなぁという印象があります。
ビアンカ、フローラ論争に興味はないブログ主ですが当時の「ビアンカ VS フローラ」論争は凄まじかったと記憶しています。
ゲーム情報紙上では白熱した議論が飛び交っており、果て無き戦いが続いてました。
結婚相手にビアンカを選んだビアンカ派のあなたは
妻はビアンカで当然、と言う感じだったでしょうし
結婚相手にフローラを選んだフローラ派のあなたは
「ビアンカを選ばない人間なんて居るの?」
という「ほりいゆうじ」氏の発言で苦悩していたようです。
結局ゲームの進行上、どちらも天空の花嫁で何も問題ないのですが
ビアンカはパッケージイラストになっていますし「とりやまあきら」氏自らのデザインでもありました。
一方フローラはもう一人の花嫁候補なのに「鳥山明」氏のイラストも当時は描いてもらえてなく
セガメガドライブの「ファンタシースターⅢ」の結婚システムをパくるために後からとってつけたような
当て馬の様な花嫁でした。日本人の右に倣えの様な感覚もあり、当時のプレーヤーの圧倒的多数派は「ビアンカ派」であり、フローラ推しの人は。虐げられていた感じでした。
しかし20数年たった現代、登場の時点では劣勢だったフローラですがドラクエ5のリメイク作品が発売されるにつれ支持者を増やし、遂に「映画ドラゴンクエストユアストーリー」のメインヴィジュアル(ビアンカと全く同等の扱い)になるまで成長しました。
当時を知るブログ主としては「ビアンカとフローラが同列に扱ってもらえるだけでも時代が変わったなぁ」としみじみ思いましたね~。
そんなかんなで映画の内容はどうなっているか滅茶苦茶気になったので公開初日に見に行って来ました~。
以下は感想をあっさりと、気になった点だけ箇条書きにして終わりにします。
感想、あのオチは・・・
・最初はフローラと結婚間違いなしと言う状態にしておいて結局ビアンカと結婚。
※ゲーム機市場においてセガサターンの天下が見えたに思えた瞬間にプレステにメテオをくらうどと言う感じ。持ち上げて落とすという展開。
・過去に戻るシーンで当時感動したうるっとくるセリフ「父さんを大事に・・・」が「良い女捕まえろ(と言う趣旨)」に変わっていて閉口。
※ここ変えちゃいかんでしょ!
・映画終盤のオチで全てぶち壊し、そこそこ出来が良い映画なのに最後で全部ぶち壊し・・・。
あれ必要あったか?
※なければそこそこ納得の映画だったと思うのですが、ネット上の評判を見ると、ビアンカ派、フローラ派双方に配慮した結果どちらからも総スカンかと。
・天空シリーーズなのにロトシリーズ混ぜてどうすんの?
※メタルの剣とかで良かったんじゃ・・・。
・スタッフロール、エンディングがドラクエⅢ・・・。Ⅴの映画なのに・・・。
※すぎやまこういち氏の音楽の最高傑作がドラクエⅢだからなのでしょうが、5の物語には5メインでしないと・・・。
総評
全然ユアストーリーではないかな~。金返せと思う方が多そう。
結局ビアンカ固定でしたし。フローラはやっぱり不遇のままだったですし。
ただ持ち上げてもらっただけありがたく思え!という事なのでしょう。
偶数日はビアンカエンド、奇数日はビアンカエンドというように「Aバージョン、Bバージョン」とやってくるのか?
もう一つのエンディング追加して対応するのか?とか妄想してみたのですが普通のドラクエ5でした。オチは見なかった事にすればそこそこ面白い映画でしたけどね。