未来編では襲撃者(?)も判明し、いよいよ佳境に入ってきたダンガンロンパ3。
前回の絶望編では七海が江ノ島の手によって死亡し、77期生が絶望に落ちてしまいました。
もう仲の良かったクラスには戻れないのか…。
結果がわかっているだけにつらいですが、最後まで見たいと思います(´;ω;`)
冒頭、宗方が携帯電話で通話しているシーンから始まります。
どうやら絶望編11話も尺のためか、オープニングを省くようです。
「学園の海外展開が中止?」
「ああ、評議委員会の決定だ」
電話の向こうから生気のない声が聞こえてきます。
相手はどうやら評議委員の人間のようです。
「しかし、何の説明も無しに」
「これ以上君に言えることは無い」
ブツッ、プーップーッ
電話が一方的に切られます。
「まさか、敵は評議委員をも掌握しているのか?」
宗方が携帯を見ていると、
ガチャっと誰かが入ってきます。
「ん?」
入ってきたのは真のヒロインwの逆蔵です。
「調査はどうだった?」
尋ねる宗方にずぶ濡れの逆蔵は沈黙します。
どうやら江ノ島にコテンパンにヤラれた直後のようです。
顔をしかめる逆蔵。
「なんだ?」
何か言いたそうな逆蔵に宗方が聞きます。
「悪い、なんでもねえ」
「江ノ島盾子はシロだ」
「間違いないのか?」
「ああ、間違いねえ、状況証拠以上の物は無し、物証は皆無、アリバイもある」
「しかし、彼女が実行犯である可能性が最も高いんだ」
「俺の調査を疑うのか?」
このセリフ、まるで彼氏(彼女)のようです。
「そうだな、お前が言うのなら、間違いないだろう」
「ああ、江ノ島盾子はシロだ」
大事な事なので2回言います。
「ん」
一応は逆蔵の言うことは聞いたものの、宗方は腑に落ちない様子です。
場面が変わり男子トイレ。
「クソ!」
「クソ!」
「クソ!クソ!」
逆蔵が壁を右ストレートで殴り続けます。
っていうか顔www
「あいつは・・・俺が殺す」
「ぜってええに!」
と目を血走らせて言います。
逆蔵が苗木くんを目の敵にする理由がようやくわかりました。
ようするに自分の獲物を奪った苗木くんが憎かったようです!
・・・まあ逆蔵じゃ江ノ島には一生勝てなかったでしょうが、そういう乙女心もわからなくはありません。
そして宗方の場面へ。
「江ノ島盾子がシロとなると」」
そう呟いている所へ誰かが入ってきます。
「雪染」
雪染先生(絶望済み)のようです。
「京介ー」
「やっと会えたー」
そう言って抱きつく雪染先生。
前回の絶望編を見た後ではこんなシーンにも恐怖を感じます(;_:)
「会いたかったー、会いたかったよー」
「遅くなってすまなかったな」
「もう二度と会えないんじゃないかって」
「大げさだ」
「雪染、一つ聞いていいか?」
「ほえ?」
雪染先生が顔を上げます。
「江ノ島盾子の事だ、逆蔵が言うには彼女はシロらしいが、お前はどう思う?」
「ちょっと待ってね」
そう言って雪染先生はポケットをまさぐりながらノートを見ます。
「うん私もそう思う、あの子は関係ないよ。どうしたの?」
「いや、やはり俺の思い違いらしい」
宗方がそう言うと、雪染先生はまた宗方の胸に顔を埋めます。
大事な親友と恋人に裏切られて、少~しだけかわいそうになりますが、未来編の暴れっぷりをみると…なんともいえません(;^ω^)
そしてここで雪染先生の声でナレーションが入ります。
「これは最後に絶望で終わる希望の物語」
「そういう意味では、すでにこの物語は終焉を迎えている」
「あとは、希望でも絶望でもない世界、只々、絶望に染まるだけ」
雪染先生の目がグルグルです。
予想してても結構恐いです(+o+)
ここでタイトルロゴが出てオープニングクレジット終了。
CMが入って本編です。
教室の窓から外を見ている江ノ島。
「さあ、今日で希望ヶ峰学園もおしまいねー」
そこへ、
「楽しそうですね。あなたの計画は今日で結実する」
カムクラが七海のヘアピンをもって、教室へ入ってきました。
「そうよ、そしてここから始まるのよ」
サッ!
カーテンを一気に開けると、希望ヶ峰学園の広大な敷地の風景が広がります。
「なにもかも、滅茶苦茶に吹き飛ばす!」
「絶望的な絶望がね!」
決めポーズがなんか変です(^_^;)
江ノ島の後ろの窓、壁が爆発して吹き飛びます、戦隊モノの決めポーズシーンのような演出?w
絶望編最終回 #11 さよなら希望ヶ峰学園
サブタイトルは『さよなら希望ヶ峰学園』です。
スーパーダンガンロンパ2が『さよなら絶望学園』なので、それの対になっているようです。
教室。
七海の机らしいところに花が置かれています。
「いままで、いろんな事があったわね」
「私はあなたたちの先生だった事、誇りに思うわ」
明るい日差しの中、雪染先生が教壇に達、2(3?)-Bの生徒たちを見ながら涙を流します。
「なんだよ先生、泣いてんのかー」
「ちょっと左右田、デリカシー無いよ」
左右田の言葉を真昼がたしなめます。
「もう最後なのに、先生ったらだめね」
「今日は皆に手紙を書いてきたの」
雪染先生は手で涙を拭い、ポケットから手帳をだします。
「えー、手紙だぁ」
九頭龍がいつもの調子で言います。
「だって、これでみんなとはサヨナラでしょ、最後位は先生らしいことがしたくって」
・・・七海がいないこと以外はいつもの明るい教室です。
ありえない事が分かっていても、「今までのは全部御手洗くんが作ったアニメだよ~。本物の七海さんは生きてるよ~」とならないかと期待してしまいます(´;ω;`)
そんな3-Bの教室をカムクラ、江ノ島、むくろが別棟の屋上から覗いています。
「彼らはこれから、絶望の為に行動するんですね」
カムクラがいいます。
「世界最高の才能を持つ希望ヶ峰学園の生徒、そいつらが絶望に落ちればそれをきっかけに、世界はあっという間に絶望に染まる」
「あいつらはもう、あたしであってあたしじゃない存在、あいつらが世界中に絶望を伝染させていくのよ」
「伝染?」
むくろが江ノ島に聞きます。
「はあぁ?、なんでお姉ちゃんが分かってないわけ?視聴者目線?」
前ならやっぱりアニメじゃね?と思う表現ですが、今はそんな感じがしません…。
「えーだって、聞いてないから」
その瞬間江ノ島がむくろの尻を叩きます。
「ひゃ」
倒れ込むむくろ。
そんなむくろを江ノ島が足蹴にしていじめます。
「不穏な空気、楽しい空気って言うじゃん」
「七海さんが楽しいクラスの空気を作ったみたいにさ」
下を見ると、予備学科の生徒たちがつるはしやスコップで学園を壊しまくっています。
「希望の象徴であるこの学園は、世界の希望的な空気そのもの」
「それが変われば、すべてが変わる!」
江ノ島の話が終わり、ころがるむくろ。
予備学科の生徒たちは本科校舎へぞろぞろ向かっています。
「ミームの伝播ですか」
カムクラが口を開きます。
「そう、服の流行り、みんなが読んでいる漫画、教室でのいじめ」
「文化、思想、流行、伝染する情報、ミーム」
江ノ島とカムクラが説明します。
「そう、カムクライヅルのクラスメイトとなったみんなが、世界に絶望的な空気を広めていくのよ」
本科の校門前。
門を守っている警備員の所へチェーンソーや斧などを持った予備学科の生徒たちが詰め寄ります。
びびる警備員。
ぴょこたん(ブログ主)だったらもうとっくに逃げ出していますw
「世界はもーっともーっと素晴らしい絶望に染まっていくのー」
江ノ島の声に合わせるかのように、目がぐるぐるになった予備学科の生徒たちが叫び声をあげ、門に走り出します。
そして3-B教室。
雪染先生が手紙を読みます。
「じゃあ読むね、あなたたちの担任として、また、希望ヶ峰学園を卒業した先輩として心からエールを送ります。」
「これからの人生、つらいことも、悲しい事もあると思います。」
「それでも、この学校で学んだことを忘れずに、大きく羽ばたいてください。」
「みんなに会えなくなると思うと寂しいけど、これからのみんなの活躍、応援しています。」
「みんなの担任の先生、雪染ちさ」
手紙を読み終え、雪染先生が頭を下げます。
パチパチパチパチパチ。
湧き上がる拍手。
ほのぼのしていますがこの間、校舎には予備学科の生徒が乱入し、本科の生徒たちを襲っています。
「みんな!」
怪しい音楽と共に雪染先生のアップ、絶望のぐるぐるお目々です(;^ω^)
ま、そうですよねー!
「わたくし、このクラスで本当に良かったです」とソニア
「うぉーおおお、腹いっぱい食うぞー」と終里
「音楽で世界をハッピーにするッス」と澪田
「私も、踊りでみんなを幸せにしてみせるよ」と西園寺
「美しい写真なら任せて」と真昼
「戦争のない、平和の国にします」とソニア
「貴様らこそ、真の強敵(友)だった」と田中
「世界中の病院に素敵なお薬を届けますぅぅ」と罪木
「俺はペコと組みの連中を正しい道に導いて見せる!」と九頭龍
「もう誰も殺さない!」とペコ
「俺は大気汚染を解決するぜー」と左右田
「みんなにいっぱい栄養のある物を食べてもらうんだー」と花村
「これからの俺はなんにでもなれる、大統領だって夢じゃない」と詐欺師。
「儂がみんなの嫁をサポートするぞー」と弐大。
「どんなに大きな絶望が立ちはだかろうと、必ず最後には希望が勝つ」
「だから僕は、安心して絶望にもなれるよ」と狛枝。
みんな洗脳されなければこのような夢を持っていたんだろうな、と思われる言葉を口にします。
狛枝は洗脳されてもされなくても同じ事いいそうですがw
「わかってる?みんなはここで殺された事になって、学園の保護リストから外れるの」
「もう、何回も言わなくてもわかるって」
「超高校級の絶望が学園に保護されたのでは格好がつかんからのぉ」
「ごめんね、私ったらいつまでも先生気分が抜けなくて」
雪染先生が今後の確認を生徒たちにします。
「じゃあねみんな、また会いましょう」
雪染が最後の挨拶を言い終わると手に持ったスイッチを押します。
ピッ!
チュドーン
教室が爆破され、生徒たちは爆発に巻き込まれたよう工作したようです。
そんな本科校舎を別の校舎から見つめるカムクラと江ノ島。
「約束は守ってくれましたね」
「あいつらからはあんたの記憶を消しといたけど、なんでそんなだるい事させたわけ?」
どうやら77期生のみんなからカムクラの記憶を消したようです。
「近い未来、僕は彼らと再会します」
「その時に、互いの事を知っていてはつまらないじゃないですか」
「だから僕も、彼らとの記憶を消去するつもりです」
自分の記憶も消すようです。
これでゲーム版2での狛枝との会話の理由がわかりましたね!
「あんたまさか」
カムクラに疑いの目を向ける江ノ島。
「確かめたいんです。希望と絶望、どちらが僕にとって予想がつかないのか」
手に握っている七海の髪留めを握りしめます。
「もし彼女の思いがあなたの思いに打ち勝ち、彼らを救う事が出来たら、絶望より希望の方が予想が付かないと言えるかもしれません」
七海の命がけの訴えにより、カムクラが希望にも目を向けてくれたようです(´;ω;`)
「あぁあーっ、どんだけ尺割いて説明したらわかってくれんのよ、希望は予定調和で絶望は混沌、だから絶望だけが・・・」
江ノ島の話の途中でカムクラは背を向けて歩き出します。
「ちょっとぉ、なんか言い残す事とか無いの?」
「ホントは一目見た時から好きでした、とかさぁ」
カムクラの背中に向かって文句を言う江ノ島にカムクラは、
「また会いましょう」
と振り向きもせずに去っていきます。
カムクラが去った後
「ふん、また会おうねー」という江ノ島。
「あたしがいつでも利用してあげるからさ」
とモノクマとモノクマスマイルで見送ります。
Aパート終了です!
ここからBパート
希望ヶ峰学園のあらゆる場所で火の手が上がり、争いが続いています。
学園の一室で、黄桜が酒のボトルを飲みます。
「ん、ん、いやあまさかここまであっという間だとはねぇ」
「78期生以外は全滅だろ」
天願に霧切学園長もいます。
「学園の外は相変わらずか」
「へぇ、ひどい有様ですよ」
ニュースでは全世界で同時多発テロ、死者は3000人超と予想されると流れています。
77期生の卒業式から一体何日位たっているのでしょうか?
かなり短い期間のようですが…。
「出来過ぎたシナリオだ、まるで誰かが裏で糸を引いているような」
「誰かって、まさか一連の事件に黒幕がいるだなんて言わないよね」
「さあな、俺ごときにわかる事ではないのだろう」
霧切学園長と黄桜が言います。
「含みのある言い方だな」
その言い方が気になったのか天願が問いかけます。
「すみません、私の娘なら、と思ってしまいまして」
「超高校級の探偵、霧切響子か」
「私がもっと早く彼女の力を借りていれば」
悔やむ学園長に、
「仁さんも人の親なんだから仕方ないよ」
と黄桜が肩に手を置いていいます。
「とにかく学園にいても事態は好転せん、脱出を試みねばな」
「ええ、お二人はそうしてください」
「ん?」
「私はここに残ります。生き延びた生徒に希望を託すんです」
「被害が止むまで、旧校舎でシェルター化計画をはじめます」
脱出しようとする天願と黄桜に霧切学園長がいいます。
「生徒たちは?」
「全員が了承してくれました」
「そうか」
「彼らの様な次世代の希望さえ生き残れば、世界は何度でもやり直せる、それが希望ヶ峰学園が本来持つべき理念だったはずです」
「皮肉だな、こんな時になってやっとそんな全うな事に気づくとは」
「儂は止めんよ、学園の事は学園長に任せる」
「恩にきます」
「学園長が希望を守ってくれている間に儂は外から動いてみる、黄桜君はどうする?」
学園を霧切に託した天願は、黄桜にどうするのか聞きます。
「俺は天願さんとご一緒しますよ親子水入らずの邪魔をするには行きませんし」
霧切学園長が黄桜をキッと睨みます。
「あはは、最後まで恐いんだから」
「なあ、万が一シェルター化が失敗したら・・・」
「弱気なこと言うなよ、まっ、万が一の時は響子ちゃんは命に賭けても守ってやるよ。仁」
その言葉を聞いて安心したように差し出されたウイスキーを飲む霧切学園長。
泣けます(´;ω;`)
そして暴動を起こす生徒たちを見る江ノ島。
「まっ、こんだけやれば十分よねえ」
「今までどうもありがとうねっ、とー」
そう言いながら携帯をいじります。
予備学科の生徒たちの携帯が一斉に鳴り響きます。
そこにはあの洗脳動画、『モノクマのグルーミー・サンデー』が…。
すでに完成していたようです。
目がぐるぐるになった予備学科の生徒たち。
みんな一斉に自害します。
その様子を目の当たりにする天願と黄桜。
「なんだ?何をしている」
「この絶望的な光景理解しろっていう方が無理ですよ」
「いくらゴミって言ってもこれだけ一気に死んでくれると絶望的ねー」
江ノ島が身震いします。
「なんで仲間にしてあげなかったの?」
むくろが江ノ島に聞きます。
「はあ?、そんなんあいつらがどカスだからに決まってんじゃんバカデブス」
「いくら思考回路があたしと一緒になったつっても、そもそものスペックが足りないしー」
「そ、そうか」
江ノ島の言葉を聞いたむくろは少し嬉しそうです。
「お姉ちゃんも気を付けてよー、いくら肉親といえどいざとなったらさくっといっちゃうから」
かなりサクッといかれてました(^ω^)
「うふ、うん」
「じゃあ私たちもそろそろ行こうか、クラスメイトが待ってるしね」
そして旧校舎へ。
生きている1の面々が校舎をシェルター化しています。
そこにはサクラちゃんの姿も(*´ω`*)
っていうか素手でナットを回していますwww
ちーたんが運ぶ荷物を持ってやる大和田。
セレスは優雅にお茶を飲んでいますw
「なにもかも、盾子ちゃんのもくろみ通りだね」
みんなと一緒にナットを回している江ノ島に、むくろが話しかけます。
「まあね、今のところ予想できないと言えば・・・あっちくらいかなー」
目線の先には前園さんと話をしている苗木くんがいます。
仲いいみたいです。
(そういえば真面目に希望ヶ峰学園の制服を着ているのが江ノ島とむくろだけっていうw)
江ノ島は持っていたスパナを苗木めがけて投げつけます。
が、苗木は床に落ちている紙で足を滑らせ、こけながらかわします。
ハッとする江ノ島とむくろ。
見事な幸運です。
「うわ」
「大丈夫?」
コケる苗木くんに前園さんがかけよります。
「どうしたの?」
何事もなかったかのように江ノ島とむくろも近づきます。
「江ノ島さん、大丈夫だよ、ちょっと足を滑らしただけだから」
「そう、良かったぁ、こんな時に怪我なんかしたら大変だもんねぇ」
そういいつつ江ノ島の投げたスパナは学園の柱にめり込んでいます。
・・・どうやら殺す気だったようです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ここで苗木くんが死んでいたらコロシアイゲームどころでは無い気もしますが…。
「本当に大丈夫?」
「うん」
「気を付けてね、手当てしたくてもそう簡単にできないから」
「うん、本当に大丈夫だよ、それにもう少しの辛抱だから」
「うん」
そして苗木くんと前園さんは2人並んで歩いていきます。
「苗木誠、あいつホント邪魔くさいわね」
「ただの落ちこぼれじゃないの?」
壁にめり込んだスパナを抜きながらむくろが聞きます。
「あいつの幸運って、狛枝先輩のとは違って、波があるせいで私でも分析できないんだよねー」
「殺すの?」
少し心配そうにむくろが聞きます。
できれば殺したくないんでしょうねぇ。
「うーーーーーーーんんんんん」
苗木くんを見ながら悩む江ノ島。
「止めとこ」
「あんな奴のせいで私の計画が狂うなら、それはそれで絶望的だし」
と苗木くんの顔を見つめます。
「ねえみんな、これって何て言ったらいいのか分からないけど、やっぱり卒業なのかな?」
燃え上がる新校舎を見上げる77期生たち。
狛枝が言います。
燃える教室に一人残る雪染先生。
教壇から起き上がると、
「さよなら、私の生徒たち」
と寂しそうな顔をします。
「雪染!」
そこへ宗方が駆けつけます。
「あっ京介」
「大丈夫か」
倒れそうになる雪染先生を宗方が支えます。
「みんなが・・・」
「遅かったか」
「すまない」
「んんーん、京介のせいじゃないよ、けど、けど・・・」
そう言って泣きながら顔を埋めます。
っていうかどうして一人だけ生き残ったのか少しは怪しんだほうがいいと思いますが^^;
まあ怪しみ過ぎた結果が未来編なので、バランスが難しいですねぇ。
「行こう」
歩き出した宗方と雪染先生ですが、雪染先生のノートが燃え盛る教室にの火に落ちます。
「あっ」
振り返る雪染先生。
手帳を取ろうと手を伸ばしますが、途中で止めます。
そこにはクラスのみんなの写真が挟まっています。
「いいのか?」
「うん、大したものじゃないから」
そう言って教室を出ていく雪染先生。
その表情は本当に悲しそうです(´・ω・`)
燃えていく写真。
それは七海の委員長就任パーティーの写真でした。
洗脳された後も、ずっと持っていたようです…。
やはり洗脳は完全では無かったのかもしれませんが、もう確かめる事はできません。
みんな、幸せになってほしかったです…。
「つまらない」
「きっと、あの長髪の彼ならそう言うだろう」
ここで雪染先生の独白がはいります。
「すべては、江ノ島盾子が願った通りの未来をたどった」
「私の生徒たちは世界に絶望を伝染させていった」
「伝染した絶望は、新たな絶望を誘発し、世界が絶望に染まりきるのに、そう時間はかからなかった」
崩壊する街のビルから見下ろすカムクラ。
国会議事堂を制圧するペコと九頭龍。
自分の国を破壊するソニア。
路地裏では終里が人を殺し、都庁らしき建物は爆発する。
地下鉄の階段に座り込む御手洗。
すごい生存力です(^o^)
「もちろん私も、彼女の予想した通りの未来をたどり・・・」
破壊された街に軍隊…。
その中に佇む宗方・雪染・逆蔵。
「ひどい…」
「絶望め」
雪染と宗方から少し離れた所で、
「俺が江ノ島の事を告げてりゃ、こんなことには、くっ」
と逆蔵が壁を叩きます。
「京介、絶望を止めよう!絶望のない世界を作ろう!」
宗方に抱きつく雪染。
「ああ」
「京介ならきっとできるよ、私も一生支えるから」
そして・・・
「京介が一番、一番深く絶望できるように」
「そう、これは最後に絶望で終わる希望の物語」
「じゃあバッドエンドかって?うーん、どうかしらね?」
ここから第一話の続きが聞けます。
「彼女や彼女を崇拝する誰かにとっては望んだとおりの結末だろうし、そもそもこの物語にハッピーエンドなんて用意されていたのかしら?」
ここで雪染の独白は終了です。
絶望落ちがビデオによる洗脳でなければ納得の語りですが、洗脳だと江ノ島を崇拝していそうなのはむくろとモナカぐらいのような気がします(*_*)
シェルター化された教室に転がるモノクマを拾う江ノ島。
「だって、世界中から絶望が無くなったとしたら、それはそれで絶望的じゃーん」
「うぷぷぷぷ」
ここでエンディング、Bパート終了です。
ここから少しだけCパート
バイナリー空間のような演出後、ジャヴァウォック島の島と海の風景が現れます。
「あの?」
携帯ゲームをしている七海。
そんな七海に誰かが話しかけてきます。
「あ、ごめん」
「ちょっとゲームに夢中になっていたかもしれない」
七海はゲームにポーズをかけ立ち上がります。
バックミュージックはゲーム版2と一緒です!
「七海千秋でーす」
「超高校級のゲーマーでーす」
「趣味はゲームでーす、オールジャンルで行けまーす、宜しくお願いしまーす」
安定の棒読みです(*´ω`*)
「俺は、俺は日向創だ、よろしくな」
「うん、よろしく」
握手する二人。
ここでデジタル世界の様な演出に。
「確かめたいんです。希望と絶望、どちらが僕にとって予想がつかないのか」
continued to the hope sid(続きは未来編で!)と英語で案内があり、Cパート終了です!
希望編は9月29日(木)24:30~です。(BS11の場合)
TOKYO MX 23:30~
AT-X 23:00~
それでは今回の早速感想を書いてみます!
絶望編第11話の感想
最後に大神さくらちゃんを見ることができて良かったです!
そしてゲーム版2の七海!
やっぱり七海はこういう喋り方がしっくり来る気がします。
今回の話を見て思った事はとりあえず七海のアルター・エゴを作って持ち込んだのはカムクラかなぁと。
(もちろん月光ヶ原さんやちーたんの協力ありで)
七海が死ぬ前に言っていた、
「私、まだやりたい事が」
「みんなとクラスメイトでいたかったよ」
「もう一回日向くんとゲームをしたかった…よ」
等々を叶えてあげるために(カムクラとしては無意識で)、スーパーダンガンロンパ2の仮想空間を利用したんだろうなぁと思います。
(未来編で苗木くんとカムクラが対峙するシーンがありましたが、この時もしかしたらカムクラが苗木くんに『更生プログラム』の提案をしたのかも知れませんね)
しかし、全体的内容は絶望編というだけあって…ハッピーエンドではありませんでした(;_;)
ぴょこたん(ブログ主)はハッピーエンドで終わると思っていたのでショックです!
っていうか、1話目の自分の書いた予想をみて恥ずかしすぎて顔から火がでそうです(/ω\) ハジカシー
しかーし、まだあるじゃないですか、希望編が(゚∀゚)
OPの雪染先生のシルエットも最後まで変わりませんでしたし…(というか今回はOP無しですし…)
超強引にハッピーエンドに持っていくとすると…
御手洗のアニメを見た江ノ島は、アニメを見たことにより希望に洗脳されそうになりショックで倒れる!
今までのダンガンロンパは超高校級の分析能力を持った江ノ島の見た『確実に起こるはずだった』未来の夢!
江ノ島が超高校級の絶望だと知った天願たちは江ノ島を『更生プログラム』にかける。
抵抗する江ノ島でしたが、
「超高校級の絶望が希望になるなんて、超絶望的じゃーん」
と希望として復活する江ノ島。
事件は何も起きませんでした。
おわり
・・・(;^ω^)
すみません…、何でもないです。
葉隠の占いでは多分1のキャラ復活しないので、やはり未来編は電脳世界ということで。
霧切さんが私はいつでも苗木くんの隣にいると言っていたのは入っているカプセルが隣同士という意味!
黒幕は希望(苗木)と雪染(絶望)の戦いを脳死状態の77期生に見せたかったカムクラ。
・・・では普通すぎるので、黒幕は万代でw
天願会長からのメッセージは
『死んだ者の中に、生きている者がいる』
片っ端から死体を確認する4人。
最初の会議室に入ると、そこには雪染の死体だけが…。
突然電源が入るモニター。
そこに映ったのは・・・万代の姿だった!!
「ごぼうの皮は、剥きにくい」
そこで万代が語る内容とは!!
そこへ現れる霧切さん。
「彼の正体が分かったわ」
衝撃の最終回ですっ!
理由:
・何回も書いた通り、忌村さんの薬を飲んでも復活しなかったから!
・NG行動があまりにも『さあ早く殺してください!』といわんばかりの代物だったから。
・一番最初の建物の様子を見に行ったのは万代だけ。
以上で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m