みなさんは野菜を選ぶときに何を基準に選んでいるだろうか?

値段だろうか?それとも形だろうか?

普段何気なく選んでいる野菜にも、色々な人の思いや形がこもっているのをご存知だろうか。

 

兵庫県芦屋に、「野菜王子」と呼ばれている人がいる。

(ドラゴンボールのベジータを思い浮かべる人もいるかもしれないがベジータではない)

そう、それは無農薬・有機栽培の野菜を販売をしている「オーガニックマーケットCA」の代表取締役の福原悟史さんだ。

野菜王子と呼ばれ、芦屋で大人気の福原さんとは一体どのような人物だろう?

野菜王子福原悟史さんの経歴

福原さんは1982年生まれの33歳。

関西大学工学部生物工学科を卒業。

2006年に在学中でありながら独学で有機栽培の移動販売を開始、2008年25歳の時には芦屋市内に店舗を開店。

今は有機・無農薬野菜の販売を行うCAの代表として兵庫県芦屋市内で野菜の店舗販売や個人宅配、地方への発送、百貨店への卸やレストランへの卸販売などを手がけている。

そんな福原さんの起業までの道のりをのぞいてみよう。

起業までの簡単な流れ

大学生活を謳歌していた福原さん、しかし半年ほどで遊ぶことに飽きてしまいこのままではいけないと考え始めたそうだ。

「卒業後どこに就職したいのかではなく、自分が何をしたいのか」を考えるようになった福原さんは、起業という目標を持つようになる。

もともと内装のデザインや建物に興味があったという福原さんは授業の合間を見つけては学校の図書館で建築の雑誌などを見ていたという。

好みのスタイルで野菜を売ったら楽しそうだと考えた福原さん。

その夢を実現するため、経営の勉強をしながら農業の経済活動についての情報も集めはじめた。

明確な目標を持ち、それに向けて勉強や情報収集をきちんとする姿はとても10代とは思えない。

はじめは農業(生産)を営もうと考えていた福原さんだったが、それには膨大な時間とお金が掛かる事が判明。

それならまずは野菜の販売をやってみようと思い立ったようだ。

そこでさっそく野菜を仕入れしようとしたのだが、まだ学生だった福原さんと取引をしてくれる所はなかった。

普通ならここで諦めてしまいそうだが、福原さんは違った。

なんと農家の仕事の手伝いをはじめたのである。

すごいバイタリティだ。

そして農家の信頼と知識の両方を手に入れた福原さんは、その後移動販売を開始。

その後数々の困難を切ぬけ、兵庫県芦屋市に店舗を構え地盤を固めていった。

そんな福原さん、なぜ「やさい王子」と呼ばれているのだろう?

 

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野菜王子の由来

学生時代からオーガニック野菜の力強い味わいと生産背景を知ってもらおうと住宅街に足を運んでいた福原さん。

その姿が噂を呼び福原さんの若さと心意気、また端正な顔立ちと爽やかさから「野菜王子」と呼ばれるようになったようだ。

王子といえば「ハンカチ王子」や「はにかみ王子」を思い出すが、共通するのはやはり爽やかさだろうか?

一度でいいから王子と呼ばれてみたいものだ。

さて、ここで気になる福原さんのプロフィールを見てみよう。

福原さんのプロフィール

1982年12月30日生まれの福原さん。

実はこの日皆既月食があったのだが、なんと月が真っ黒になるという珍しい現象が起きた。

そんな貴重な日に生まれた福原さんは、やはり何かを持って生まれてきたのかもしれない。

そして1982年はイケメン豊作年といわれている。

1982年生まれの芸能人をあげてみると、桜井翔さん、小栗旬さん、滝沢秀明さん、相葉雅紀、向井理、藤原竜也、成宮寛貴と、見事にイケメンぞろいなのだ。

福原さんも王子と呼ばれるほどのイケメンなので、やはり1982年はイケメン豊作年で間違いないだろう。

気になる家族は奥さんとお子さんが一人いらっしゃるようで、お子さんは2015年の12月にお産まれになったようだ。

福原さんの野菜と店舗へのこだわり

「食べ物は身体の一部を構成している」と考えている福原さん。

野菜へこだわりは非常に強く、新鮮・安全・美味しいをモットーとしている。

今でも毎朝午前3時には起床し産地へ直接仕入れにいくという。

そんな福原さんの思いは下の動画でも語られている。

(福原さんのインタビューはこちら)

そしてやさい屋さんとは思えないおしゃれな作りの店舗にはジャズが流れ、今までの『八百屋』のイメージを一新したおしゃれな店づくりとなっている。

野菜王子という名前からは想像もできないほどバイタリティにあふれ努力をしてきた福原さん。

福原さんの思いが綴られているブログとネット通販なども営んでいるので、気になった方はのぞいて見てはいかがだろうか。

(福原悟史さんのHP)
(ORGANIC VEGETABLE CA(オーガニック ベジタブル シーエー))

自分もよく無農薬のにんじんを買ってきて生でかじるのだが、それはもうスーパーで売っている普通のにんじんとは全く違う。

まず色が濃い。

そしてにんじんのにおいがこれでもかというぐらい口中に広がるのだ。

しかし、それを補うぐらいのコクと甘味があるのだ。

そして採れたての野菜もにおいが違う。

採れたての野菜を食べると、まさしく野菜も生きているのだなと感じる。

今度ぜひCAの野菜も食べてみたいと思う。