セガが東京オリンピックのゲーム開発、全世界独占販売権を取得したと発表しました。
このニュースを聞いた瞬間、「独占販売権!」なら株価が上がるに決まっている!と思っていたら10月27日時点では昨日より2円マイナスの1532円で終了。
ヤフートップニュースに載ったのが15:00過ぎていたのでどういう反応が出るかは明日以降ですかね・・・・。
以下ヤフートップより引用
セガホールディングスは、国際オリンピック委員会のライセンシーであるInternational SportsMultimedia(以下:ISM)と、東京2020 オリンピック競技大会(東京オリンピック)を題材にしたゲームソフトの開発・販売に関するライセンス契約を締結しました。
本契約により、家庭用ゲーム機やハンドヘルド機、モバイル、オンライン及び業務用ゲーム機に向けて、東京オリンピック公式ゲームソフトの開発・販売をが可能となります。
セガグループ(当時はセガ)は、オリンピック公式ゲームソフトの開発・販売に関するライセンスをISMより取得し、2008年の北京(夏季)、2010年バンクーバー(冬季)、2012 年ロンドン(夏季)、2014年ソチ(冬季)、そして今年開催された2016年のリオオリンピックのゲームを提供してきた実績を持ちます。
「セガとの関係を更に発展させることができ嬉しく思っています。セガがこれまで蓄積したオリンピックゲーム開発に関するノウハウを注ぎ込むことで、東京オリンピック公式ゲームは世界中の人々を楽しませ、東京オリンピックの魅力を世界に向けて発信する一助となることでしょう」と、ISMの会長兼CEOであるRaymond Goldsmith氏は述べています。
また、セガゲームスの代表取締役社長CEOである里見治紀氏は、「東京2020 オリンピック競技大会のゲーム化権を取得することができ、大変光栄に思っております。セガは過去のオリンピックのゲーム開発で培った豊富な経験を活かし、世界中の皆様にお楽しみ頂ける東京オリンピックのゲームを提供いたしますのでご期待ください」とのコメントを寄せました。
セガオリンピックゲーム(テレビゲーム)の歴史
日本においては古くはコナミのハイパーオリンピック(業務用、ファミコン)からハイパースポーツ(業務用、ファミコン、セガSG-1000)などからテレビゲーム化されていると思いますが、記事中の2008年の北京、2010年バンクーバー、2012 年ロンドン、2014年ソチ、2016年のリオオリンピックのゲームを提供してきた実績以外にもファミコン世代の時代(セガはマークⅢ)、スーパーファミコンの世代(セガはメガドライブ:海外名Genesis)、プレステ時代(セガはセガサターン)と現行世代までとずっとオリンピックに関連したゲームを作り続けています。
補足として
1992年のバルセロナオリンピックでは「オリンピックゴールド」(開発はティアテックス)や1994年のリレハンメルオリンピック(開発はUSゴールド)や公式ライセンスではないものの、1996年アトランタ五輪前にはゲームセンター向け基盤ST-V、セガサターンで陸上10種競技をモチーフにした「デカスリート」、1998年長野オリンピックの前にはデカスリートの続編「ウインターヒート」、2000年シドニーオリンピック前にはドリームキャスト用「バーチャアスリート2K」などオリンピックが在るたびにスポーツゲームを発売していたのがセガなのです。
日本国内の家庭用ゲーム機では任天堂にしてやられていたセガですが海外では人気キャラクターソニックの誕生と共にメガドライブ(海外名:ジェネシス)が任天堂との激しいシェア争い、互角の戦いを繰り広げたことは日本国内にいると知らない人が多いかもしれません。しかし知っている人からすれば争っていた2社、ライバルのマリオとソニックが2008年の北京オリンピックのゲームで手をとったのは衝撃だったと思います。
安倍マリオに驚き!!あれ?ソニックは?
リオオリンピックの閉会式で東京オリンピックの紹介が行われた際、現役総理大臣がマリオに扮する事には全世界で衝撃(好意的に)だったと思いますがブログ主的には
「あれ?ソニックは?」と映像を見た際に物足りなく感じていました。
日本国内はマリオにかないませんでしたが、そのマリオを海外では一度倒したソニックは海外でも大人気。出てないほうが不思議でした。
ディズニー映画の「シュガーラッシュ」でもしっかりソニックは出演しているのでぜひ出て欲しかったですね。
いづれにしてもセガなので最新技術を駆使して時代を先取りしすぎたゲームにならないよう気をつけながら、「時代にあった面白いゲーム」を開発してくれると思います。期待したいですね。