日常の生活において自動車は生活必需品になっている方もおいと思います。東京、関東地区では「車なんて無くてもOK」という方も多いと思いますが、地方都市、田舎では公共の交通機関が利用しづらく、「車が無くては始まらないよ」という生活スタイルが多いのも事実です。国民皆ドライバー化といわれて久しいですが10年ぶりに運転免許制度の免許区分が改正され、普通免許、中型免許、大型免許に加え「準中型免許が新設」される事になりました。平成19年(2007年)6月2日の中型免許新設以来の改正となります。この時は2007年6月1日以前の普通免許は自動的に「中型者は中型者(8トン)に限る」という「限定つき中型免許」へ自動以降しました。
その時以来の改正となるわけですがいったいどう変更されるのでしょうか?
普通免許は平成29年3月11日と12日以降でどう変わる?
3月11日までに合格すると
車両総重量 5トン未満
最大積載量 3トン未満
乗車定員 10人以下
受験資格 18歳以上
の範囲の車が運転できます。
※解りやすく例えると2トントラックまでは運転できます。
3月12日以降に合格の場合
車両総重量 3.5トン未満
最大積載量 2.0トン未満
乗車定員 10人未満
受験資格 18歳以上
※2トントラックを運転するためには新設される準中型免許が必要になります。
準中型免許で運転できる車の範囲、その他の免許と比較
となっています。
2トントラックを運転する機会のあるドライバーの方は仕事で使う事がない限り、普通はあまりいらっしゃらないとは思いますが「家族親戚が引越しなどの際、荷物は少ないので業者に頼まず自分達で引越ししよう」という場合はレンタカー屋さんで2トントラックを借りたり、会社のトラックを借りたりするかもしれません。5年~10年に一度くらいは使う機会があるかもしれませんので「もしもの際の備え」としてあったほうが良いかもしれませんね!
すでに免許を取得されている方は「既得権」が付与されるのであんまり関係ないかもしれませんが「準中型免許」という区分が増え、免許の種類が増えたと覚えておきましょう。