2015年8月に右肩の手術を受けたソフトバンクホークスの松坂大輔投手(35)
昨年は一軍登板ゼロとなってしまい、その体形からライザップをしたらどうかとの声も聞かれたが今年こそはがんばってほしいところ。
しかしそんな松坂投手が侵入者に追いかけられるという事態が発生した。
21日のフリー打撃登板とブルペン投球を終えた後、松坂投手が報道陣の取材に応じようとしていた時の事だった。
プロ野球関係者を名乗る中年の男が、ファン立ち入り禁止エリアに侵入しなんと松坂投手を追いかけはじめたというのだ。
男は「おい、大輔!」と松坂投手の事を下の名前で呼びつけ、某球団のOBを装って話し始めた。
何を話していたのかはよくわからないが、最後に「銭湯で会ったじゃないか」と捨て台詞を吐いたという。
駆け付けた警備員から注意を受け、もみ合いになる場面もあったそうだ。
この騒動に対して松坂投手は「僕、銭湯には行かないんでわからないですね」と苦笑したという。
銭湯に行くと、時々知らない人に話しかけられる事はあるが、別の場所で「銭湯で会いましたよね」と言われるとちょっと…いやかなり怖いだろう。
なにはともあれ無事で良かった。
これに対してネットでの反応は
・警備が甘いな
・有名人は色々と大変ですね
・冗談じゃ済まないでしょう?刃物とか持ってたらどうするのよ!
・松中かと思った(笑)
・アッー?
・銭湯打者ホームラン
などなど、松坂投手への心配や警備の不備への不安が語られていた。
過去の乱入騒ぎ
今回の件とはちょっと違うが、昔は試合球場でグラウンドに乱入するファンがよくいたものだ。
有名なところで1973年甲子園での阪神対巨人のセ・リーグ最終決戦。
0対9の結果に激怒したタイガースファンがグラウンドに乱入。
巨人の選手は急いでベンチに避難しようとしたが間に合わず、王貞治さんも乱闘に巻き込まれたという。
北九州の市民球場ではホークス(昔はジャイアンツ)が勝っても負けても場内乱入が起こることで有名だった。
乱入行為は迷惑行為だが、こんな話もある。
1978年、ヤクルトが神宮球場で念願の初優勝をした時感極まったファンが乱入。
警官が取り押さえようとした時、
「みんな30年近くこの日を待っていたんだ。お巡りさん、今日だけは見逃してください」
と泣きながら懇願。これにはお巡りさんも心を打たれ見逃してやったという心温まるエピソードもあったそうだ。
最近はこのような乱入騒ぎをあまり見なくなったが、やはりファンのマナーがかなり向上したからだろう。
もちろん警備が厳しくなった、球場のフェンスの高さが上がった事も要因だ。
今の時代はテロなどの危険もある。
人の集まる場所ではしっかりと警備をしてもらうのはもちろんの事、見る側もマナーを守り、お互い気持ちよく応援していこう。
最後にかわいい乱入者を見てみて和んでみよう(*’ω’*)