ユナイテッド・シネマ(株)は『ユナイテッド・シネマキャナルシティ13』の7番スクリーンに、食事をしながら映画が見れる『プレミアム・ダイニング・シネマ』 をオープンする事を発表した。
映画館といえばポップコーンやホットドッグ、ドリンクなどの軽食を売店で購入し、劇場内に持ち込むスタイルが主流だ。
時間ギリギリに入館してしまい、慌ててメニューを選ばなければいけない、という経験が皆様にもないだろうか?
だがこちらの『プレミアムダイニングシネマ』は座席にあるメニュー表を見てオーダーをすると、スタッフが料理を席まで運んで来てくれるというシステムになっている。
メニューはハンバーグやドリアのメイン料理からサラダやデザートまで幅広く揃えられ、それをフォークとスプーンで味わう事ができる。
さらにワイン、ビール、ハイボールなどのアルコールも注文でき、上映中はメニューの追加注文も可能だ。
一々席を立たなくてよいので名シーンを見損ねた!という事態が回避できそうで助かる。
フードメニューはレストラン全国に展開している『ロイヤルホールディングス』と連携し、本格的で親しみのある品ぞろえになるという。
という事は料理はロイヤルホスト基準なのだろうか。
ロイヤルホストは近年素材にこだわる事で有名だ。
パスタの麺は世界の星付レストランが愛用するイタリアの老舗『ヴェリーニ社』のものを使用する。
ヴェリニー社粉の産地や製法、水などにもこだわっているようだ。
エッグベネディクトにはヨード卵光を使用、料理のほとんどをちゃんと店内で作るという。
今回のダイニングシネマではどうなるのかわからないが、食事の内容は期待できそうだ。
そして快適な映画鑑賞のために用意された座席は2タイプある。
一つは手軽に座れるカジュアルシート、もう一つはゆったりと座れる電動のリクライニング機能が付いたラグジュアリーシートだ。
カジュアルシートは46席、ラグジュアリーシートは12席用意される。
シートの配置を見ると友達や夫婦、カップルでの利用に良さそうだ。
特にラグジュアリーシートはリクライニングがあるので、ホームシアターのようにゆっくりできそうだ。
こちらの利用、カジュアルシートが2800円(映画代と1000円分の飲食券付)
ラグジュアリーシートが3800円(映画代と1500円分の飲食券付き)となっている模様。
(内容に変更がある場合があります。詳しくはユナイテッド・シネマキャナルシティ13にお問い合わせください)
ユナイテッド・シネマは「これまでと違う大人の空間。節度のある音量での会話をしながら映画を楽しんでもらいたい」と語っている。
プレミアムダイニングシネマはアメリカを中心に100カ所以上展開しているが、映画館で本格的な食事がとれる施設は日本では福岡が初となる。
現状は福岡以外での展開は考えていないという。
ゆったりとした気持ちで映画を愉しみたい気分の時は、こちらに足を運んでみてはいかがだろうか。