日本の女子プロテニス選手「クルム伊達公子」さんが離婚した事を発表した。
自身のオフィシャルブログでの発表で、夫であるドイツ人レーシングドライバーの「ミハエルクルム」さんと9月26日に離婚したと報告している。
2016年9月27日0時01分に更新された伊達公子さんのブログ、コメントは以下↓
Announcement from Kimiko & Mike
2016/09/27 00:01
2016年9月26日にMikeことMichael Krumm と離婚したことをご報告させていただきます。
2001年12月 1日に結婚し、その1年前から2人での生活を始めていたので約16年間を共に過ごしてきました。
2人で長い時間をかけて話し合い、これからは別々の道を進むことを決めました。
16年間共に過ごしてきた中で、2人の人生に変化が出てきたことにいつしか気づき、
この先のまだまだ長い人生を考えると、別々の道を歩むことがいいのではないかという結論に至ったのです。
今でも2人の関係はよく、今年は2人とも東京にいる時間が多いので、共に生活をし、食事も一緒にして過ごしていました。
離婚をしたこれからもその関係は大きく変わることはなく、友達として会うこともあるでしょう。
またこれまで2人のベースが東京とモナコの2つだったこともあり、
これからも必要に応じてお互いをサポートし合うことも続くでしょう。
16年間の時間はやはり短いものではなく、寂しさは当然感じますが、お互いがHappyでより良い人生を送るための決断です。
これまで多くの方々に2人をサポートしていただきました。
残念な形での報告にはなりますが、今後も2人を見守っていただければと思います。
Kimiko
ブログ主も何とも衝撃的なニュースの一報を聞いて大変驚いてしまった。
伊達公子さんと言えば1994年全豪オープンのグランドスラムベスト4が強烈に印象に残っている。
日本人の女子テニス選手として、史上初の世界ランキングトップ10に入った直後、全豪オープンで初の4大大会ベスト4進出を果たす。
ブログ主も学生時代テニスを嗜んでいただけに、この出来事には当時大興奮したもので準決勝のシュティフィ・グラフ戦は惜しくも 3-6、3-6 で完敗するが、当時日本のマスコミはプロテニスはほとんどニュースに取り上げていなかったが、伊達公子の活躍でテニスも少しはニュースで流れるようになり、野球一辺倒の偏ったスポーツニュースに風穴を開けた。(サッカーもJリーグで前年から扱ってはいたが)
対グラフは伊達にとって鬼門で4大大会の決勝進出のチャンス3回のうち2回をグラフに阻まれています。
当時のグラフは2016年現在の男子ビッグ4のトップ「ノバク・ジョコビッチ」並みの強さを誇った絶対女王だったので難敵でしたね。
1996年のウインブルドンでのグラフとの準決勝では有名な逸話も
1996年の女子国別対抗戦フェドカップでは女王シュテフィ・グラフを7-6、3-6、12-10で破る快挙後、ウインブルドンで再戦。
1996年ウィンブルドン準決勝の試合中
突然観客席から大きな声が掛けられます。
「シュテフィ!僕と結婚してくれ!」
何と観客の男性から試合中にプロポーズされました。
それを聞いたグラフは笑って答え、
「あなた、お金はいくら持っているの?」
とサーブの準備を普通にしながら冷静に答えると静まり返っていた会場が大爆笑!
対戦相手だった伊達公子さんも笑っていたが実はこの時こう言おうと思っていたそうです。
「私じゃだめ?」
しかしシャイなので言えなかったと後日語った伊達さんでした。
この時の試合は2日間にわたり、第1セットはグラフが6-3で先取、第2セットを伊達が6-2で取り返したときに試合が日没順延、翌日に持ち越された第3セットはグラフが6-3で取ったため、日本人選手初の4大大会決勝進出はなりませんでした。
同年9月24日に現役引退を宣言。世界ランク8位で一旦引退。その後の復帰はご存じのとおり。
2001年にレーサーのミハエル・クルムと結婚
ドイツ人レーサーミハエルクルム氏と2001年に結婚。
当初「クルム公子」としていたが国際結婚なので夫婦別性が可能という事で家庭裁判所の手続きを経て「クルム伊達公子」へ。
結婚生活の間、不妊治療などを試まれたそうなのですが恵まれず、お2人の間にお子さんはいらっしゃいません。
この度の離婚では養育費などの問題は発生しないがレーシングドライバーとプロテニスプレイヤーのアスリート同士のお子さんを見て見たかった気はしますね。
離婚の原因はお互いが現役アスリートで日本とモナコの2重生活ではすれ違いが積み重なっていったのでは?と予想しますが本当のところはお二人にしかわかりませんね。
また伊達さんの足の怪我でテニス選手としての2度目の現役生活が脅かされている事も伊達さんの精神的に影響しているかもしれません。
それにしても深夜に飛び込んできた離婚発表には驚かされました。
お二人の今後の活躍を応援致します。