一日の疲れを家の湯船につかってスッキリ!という方も多いと思われるがこの『家風呂』、ただ入るだけでは勿体ない事をご存知だろうか?
入浴の時にある事をするだけで、疲れた体と目をいつもより癒してくれる事が話題になっている。
それは入浴中にお風呂場の電気を消す事だという。
「お風呂場の電気を消して暗いままで湯船に浸かると、目への負担がない状態で身体が温まるので、すごい疲れが取れるよ」
という話を聞いて試してみたが、なにこれしゅごい……湯船の中で脱力しちゃう……目の奥のコリがほぐれてくのがわかるよぉ……— くまねこ (@kuma_neko_) 2016年3月15日
先月こちらのつぶやきがツイッターで2万人に拡散され、大きな話題を呼んだ。
電気を消すだけという手軽さからか実践する人が続々と現れ、その効果にとても満足しているようだ。
ところでこの闇風呂、医学的にも効果はあるのだろうか?
闇風呂は目疲れに効くのか?
3/24の直撃Liveグッディ!の宮本キャスターの検証によると、『眼球の奥の血流が感じられ、疲れが取れる効果があった』そうだ。
では医学的にはどうなのか?というと
・湯船の高い湿度でドライアイが潤う
・温まる事で血行がよくなり、疲れ目が回復する
・暗くなる事で脳が休まり、自律神経が休まる
と、医学的にも効果があることが証明された。
目のピント調節などを行う毛様体筋を制御するのは自律神経なので、自律神経を休ませる事が目を休ませる事にもつながるという。なので自律神経を整える事は目の疲れをとる事にもつながるのだという。
簡単にできる疲れ目対策。
ただ注意点もある。
闇風呂の注意点
まずお湯の温度だが、あまり熱すぎない38℃~40℃が好ましい。
お湯が熱いと交換神経が働いてしまい、リラックスできなくなるそうだ。
熱い風呂は熱い風呂で別の効果があるのだが(自己回復力が上がるなど)、今回は疲れをとるのが目的なのでぬるめのお風呂にしておいた方がいいだろう。
そして時間はあまり長く入らない方がいいらしい。
暗いと周りがよく見えなくなるので、足元に物などは置いておかない方がよいだろう。
あとそのまま眠ってしまう恐れがあるので、疲れ過ぎている時はやめた方が無難かもしれない。
危なそうな時は、小さなランプやキャンドルを用意すると雰囲気もでて良いだろう。
ただのキャンドルをアロマキャンドルにする女性も多い。
感想
これはさっそくやってみなくては!と、自分でも試してみた。
いつもと同じ風呂のはずなのに、やけに静かに感じた。
雰囲気を出してみようと湯舟にアロマを少したらしてみたのだが、いつもよりにおいがキツイ気がする。
人には視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という五感があるのだが、『百聞は一見に如かず』ということわざもあるぐらい、どうしても視覚が優先されてしまうという。
しかしその視覚がなくなると、他の感覚がムクムクと起き上がってくる。
よく漫画などで修行する時に主人公が目隠しをするがその理由がわかるような気がした。
闇風呂、ずっと続ければ、セブンセンシズに目覚める事ができるかもしれない。