特に女性に多いといわれる体のむくみ。
むくみは主に運動不足や塩分の取りすぎなど生活習慣によって起こると言われていますが、一度むくむと中々解消せずつらい思いをされている方も多いのではないでしょうか?
そんな手強いむくみの原因と解消法が9/6放送の『腸を知って体の悩み解決3時間SP』で放送されていたのでその内容をまとめてみました!
体のむくみの原因
体のむくみ。
それは冷たい飲み物や薄着など、体を冷やす生活習慣からおこる腸冷えが原因なのだといいます。
自分のお腹をさわって冷たいと感じた人は超冷えの危険性大なのだそうです。
では、なぜ腸冷えをすると体がむくんでしまうのでしょうか?
腸が冷えると腸の動きは悪くなります。
そうすると腸のリンパの流れも悪くなり、腸がむくむだけでなく体全体がむくんでしまうのだそうです。
腸は栄養分を体全体に運ぶため、特にリンパ管が多く必要とされています。
腸の周りにあるリンパ管は、腸の伝導運動がポンプ代わりになってリンパを流しています。
ですが腸冷えをしてしまうと腸の動きが鈍くなり、リンパの流れが停滞。
これが体全体のリンパの流れに影響し、老廃物や不要な水分がたまり、むくみになってしまうのです。
更に腸冷えが悪化すると、免疫力の低下、疲れ、栄養バランスの悪化なども起こってしまうというのです。
放っておくとおそろしい腸冷え。
その改善方法とはどのようなものでしょうか。
腸冷えの改善法
腸冷えを起こさないためにはまず腸を温める事が大事だといいます。
とはいってもどうすればいいのか…。
実は、あるものをいつもの食事にちょい足しするだけで体の中から腸を温めてくれるスーパちょい足しフードがあるといいます。
そのスーパーちょい足しフードとはずばり蒸しショウガです。
蒸しショウガの効能
蒸しショウガとは、ショウガを蒸した後、天日干しで乾燥させたものです。
蒸しショウガは普通のショウガに比べて体温め成分が段違いに多いのだといいます。
食品医学研究所の所長・平柳さんによると、生のショウガに多く含まれているジンゲロールという成分は、蒸すことによってショウガオールというお腹の中から体を温めてくれる成分に変化するのだそうです。
ショウガオールは腸の回りでアミノ酸を集めてペプチドという物質を作ります。
このペプチドが血管を広げ、血流が良くなる事で腸を温めるというのです。
さらに蒸しショウガはペプチドを作り出すショウガオールを、生のショウガより約400倍も含んでいるのです。
そんなすばらしい蒸しショウガですが、なんと家でも簡単に作る事ができるのです!
簡単な蒸し生姜の作り方
①皮をむかずに1~2ミリにスライスします
②そして、ショウガとショウガが重ならないように並べて、30分間蒸します
③蒸しあがったら1~2日間天日干しをします
④最後にすり鉢で粉状にすりつぶせば完成!
※なお保存は常温でおこないます。(冷やすと成分が蒸す前に戻ってしまいます)
作るのがめんどくさい方は、スーパーやネット通販でも販売しているのでそちらを利用されるのもいいかもしれませんね!
蒸しショウガで効果的に腸を温めるポイント
色々なものにちょい足しできる蒸しショウガ。
さらに効果的に腸を温めるために、ちょい足しする時のポイントが2つあります。
そのポイントとは、
①豆乳や味噌汁、牛乳などのタンパク質が豊富なものと一緒に摂取する。
②65℃の飲み物(スープ)にちょい足しする
です。
簡単の作る事ができ、むくみにも効果的といわれる蒸しショウガ。
むくみに悩んでいる方は一度試してみてはいかがでしょうか。