ドクターナグモで有名な南雲吉則さん。

ナグモクリニック福岡の総医院長で、乳がんの治療の専門医でありながら自ら若返りを実践中。

そんな南雲さんが健康と若返りを兼ねたダイエットを今日感テレビで紹介!

カロリー計算は一切なし。

何を、いつ、どう食べるか。

40代からはじめる事ができるという南雲流ダイエット、気になるその内容とは?!

南雲流ダイエットの3つのポイント

1・ベジタブルファースト

南雲流ダイエット、まず一つ目は食事を食べる順番についてだ。

ベジタブルファーストとは、まず最初に野菜を食べ、次に肉や魚などのたんぱく質、そして最後にご飯やパンなどのたんぱく質を食べるというダイエット法だ。

ご飯やパンなどの炭水化物はどうしても消化吸収が早く、血糖値が上がりやすい。

よって、血糖値が上がりにくい野菜や、たんぱく質で出来ているお肉などを先に食べる方が良いという。

そもそもなぜ血糖値を上げない方がよいのか?

血糖値が上がるとそれを下げるためにすい臓からインシュリンというホルモンがでるのだが、そのホルモンの影響で糖質が脂肪細胞に押し込まれて脂肪ができてしまうというのだ。

よって血糖値が上がる食べ物=脂肪を作る食べ物という図式になる。

ご飯パン麺、砂糖や小麦粉で作ったおかしなどは食後30分で一気に血糖値が上がり、そしてその後急降下する。

それに対して野菜や肉は血糖値がそこまで急激に上がったり下がったりしないので、ダイエットにも効果的なのだ。

しかし野菜の中にも炭水化物が多いものもある。

(例:ごぼう、れんこん、にんじん、さつまいも、じゃがいも、かぼちゃ、とうもろこし、枝豆、ニンニクなど)

そのような野菜は一体いつ食べればいいのだろうか?

 

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炭水化物が多い野菜はいつ食べる?

答えは、野菜なら先に食べても大丈夫、なのだそうだ。

炭水化物は糖質と食物繊維に別れているのだが、野菜には(ほぼ)食物繊維があり、食物繊維は消化吸収されないため、脂肪があまり増えないようだ。

おまけに善玉菌を増やしてくれるため健康にも非常に良いという。

やはり野菜はダイエットに欠かせないようである。

ただ、ここでひとつだけ注意がある。

それはじゃがいもだ。

じゃがいもだけは食物繊維よりも糖質の方が多く含まれているので、最後に食べるようにした方が良いようである。

スローカムカム

2つ目はスローカムカムだ。

スローカムカムとは、食物を良く噛み、ゆっくり食べる事で消費エネルギーが高くなり、ダイエット効果が期待できるというものだ。

筋が多い物や、お肉のように噛まないと食べられない物ほど消費エネルギーが高くなり、ついでに歯も丈夫になるという。

噛めば噛むほど良いようだが、元々がやわらかいおかゆやうどんはいくらかんでも消化吸収のエネルギーは高くはならないので、ダイエットにはやはり硬い物を良く噛んで食べる方が効果的なようだ。

シャワーダイエット(寒暖ダイエット)

3つ目はシャワーダイエットだ。

ダイエットにサウナを利用する人は多いと思うが、サウナは基本体内の水分が減るだけでダイエットにはあまり効果がないという。

体を温めている時は脂肪を燃焼する必要がないのだ。

しかし、人間は恒温動物なので、体が冷えると体温調節中枢が働き、脂肪を燃焼して体温を上げようとする働きがある。

よってサウナに入った後水風呂に入ると、脂肪を燃焼するためダイエットに効果的なのだという。

しかしそうは言っても水に入るのが苦手な人も多いだろう。(特に冬など)

そんな人はシャワーを使う事がおすすめだ。

シャワーを冷たい水にして、ひざから下、そしてひじから先に掛ければいいのだという。

さらにこの方法は冷え症にも効くので女性には特におすすめだ。

お出かけ前に足先だけでも水で冷やすと体温調節中枢が働いて脂肪を燃焼するようになる。

ダイエットだけでなく冷え症に効き、なおかつ血のめぐりも良くなるという一石三丁のダイエットだ。

おまけ・果物は太るのか?

野菜が良いのは分かったが、では果物はどうなのだろう?

甘いものは血糖値が上がり、太りやすくなるのだが、果物の甘味は果糖のため、血糖値は上昇しにくのだ。

じゃあ果物なら太らないわ♪

と言ってしまいたくなるが、なんと果物の甘味はとても太りやすいのだという。

果糖はインスリンの分泌はないのだが、そんな事に関与せずに急速に脂肪に入り込み、中性脂肪になってしまうという、ダイエットにおいては最もたちが悪い食べ物だ。

しかしこれを防ぐ方法がある。

それは皮ごと食べ、そしてスローカムカムでよく噛む事だ。

皮を食べ、よく噛む事によって中性脂肪のあがりを抑えてくれるのだ。

さらに皮の中にはポリフェノールという若返り物質も入っている。

リンゴも梨も、柿も、そしてミカンも皮ごと食べるのがおすすめだ。

みかんの皮?!とびっくりされる方もいるかもしれないが、みかんの皮はちんぴといって漢方薬(の6~7割)にも使われているものなのだ。

ちんぴは七味唐辛子にも入っていたりもする。

みかんの皮は捨てないで皮ごと食べる事によって、完全栄養バランスがとれ、若返る事ができるようだ。

なので皮が食べられないバナナなどの果物はダイエットには適さないので、ダイエット中は控えた方が無難かもしれない。

 

肌の露出が増える夏。

皆様もこれを期に、南雲流ダイエットをしてみてはいかがでしょうか。