世界中が熱中した単純だが奥深いパズルゲーム『テトリス』

なんとあのパズルゲームのテトリスの映画化がこのたび決定した。

「え?あれを映画化?」

と思われた方も多いだろう。

四角とか凸凹とか棒とかがただ落ちてくるだけのあのテトリスだ。

どうやって映画に…と、とりあえず自分なりに考えてみた。

・テトリミノ(7種類のブロックの事)を擬人化しておそ松さん6人兄弟ブロックと長い棒はイヤミのパロディテトリス(もう遅いか…)

・昨年公開された映画「ピクセル」のように「テトリミノが現実世界に侵略」してくる

(*注 映画ピクセルの劇中にテトリスのブロックも登場していたのだが今回の映画化とは関係ない)

など、既存の映画の延長線上かパロディアニメのネタぐらいしか思いつかなかった(汗

発想が貧困で申し訳ないが、それぐらい想像がつかない。

そんなテトリス映画版、なぜ制作されるようになったのだろう?

 

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テトリスはなんと3部作!?

今回の「テトリス」の映画化自体は2014年に発表されていたのだが、その時はまだ企画段階の状態で本当に映画化されるのか未知数だった。

しかし映画製作元のThreshold Entertainmentが、8,000万ドルの制作予算を確保した事で映画化が可能になった。

制作者Thresholdのラリー・カサノフ氏は1995年に「モータルコンバット」(業務用←ゲームセンター用や、家庭用のジェネシス←日本名メガドライブで当時大人気だった格闘ゲーム)を映画化しており7,000万ドルの興行収入を記録している。

共同制作者は、アジアのメディア王、呉征(Bruno Wu)氏となっており呉征氏がスポンサーとみられる。

よくスポンサーになったなぁと思うが、それだけ制作者のカサノフ氏を信頼しているのだろう。

そんなカサノフ氏は映画版テトリスについて、

「世界中で公開される世界レベルの映画をつくることが目標」

「この映画は3部作の序章になる可能性があり、筋書きは「皆さんの予想とは全く違うものになるでしょう。クールなサプライズを期待していてください」

「ブロックが次々と落ちてくるような映画ではありません。ゲームのような光景は氷山の小さな一角にすぎず、映画は銀河間という壮大なスケールに発展します」

と、スケールの大きさを強調していた。

そしてテトリス・カンパニーの親会社ブループラネットソフトウェアのマヤ・ロジャースCEOは

「ちょうどゲームそのもののように、すべてのピースがうまく収まり、テトリスをベースにした壮大なSFスリラーが映画館で公開されることになりました」

と語り、やはりこちらもスケールの大きさを感じさせる発言をしていた。

そのテトリスの宣伝動画がこちらだ。

 

 

ん~、イマイチよくわからない。

それにしてもただでさえテトリスが映画になるだけでも驚きなのに、更に「3部作を予定」とはびっくりだ。

構想が壮大過ぎてシェンムーのように…(以下略)

撮影地は中国で2017年中にクランクイン予定で、それなりのヒットも狙っている本作品はあっと驚く仕掛けが用意されているようだ。

ゲーム業界の大ヒット作品であり、セガVS任天堂のハード戦争時代に歴史の転換点ともなった「テトリス」

はたしてどんな映画になるか楽しみである。

参照「セガVS任天堂の発端?」