シンガーソングライターの冨田真由さんが入院先の病院で意識が回復したことが7日夜中にわかった。

冨田さんは先月21日、芸能活動をしていた東京都小金井市のライブ会場前でファンの男、岩崎友宏容疑者に20カ所以上刺され、意識不明の重体となっていた。

報道によると富田さんはナイフで首や手など20カ所以上刺されており回復は難しいのではないかと思われていたが、この度関係者により7日までに入院先の病院で意識を回復し、危篤状態を脱したという報告がなされた。

ひとまずホッとされた方も多いと思う。

しかし刺された場所によっては、回復していくためには相当なリハビリが予想される。

現在の容体はハッキリとは分からないが、後遺症など様々な困難な問題でてくる可能性も否めない。

だが今は無事意識が戻った事だけでも本当に良かったと思う。

6/8 20:00追記

その後の報道で医師から「脳機能に異常はは認められない」と診断されていることが分かった。頭部や心臓などの臓器の損傷もなかったとの事で警視庁は回復を待って事情を聴きたいとしている。

面会謝絶の状態だという事ですがこのまま順調に回復して欲しい。良かった。

岩埼容疑者は精神鑑定へ

そしてこの凶悪な事件をおこした岩埼容疑者だが、東京地検立川支部は精神鑑定を行うため鑑定留置を裁判所に申請するそうだ。

「冨田さんと結婚したかった」と供述していることなどから犯行に至った動機や犯行時の精神状態を詳細に調べる必要があると判断したようだ。

精神鑑定は6月6日から3か月間を予定しており責任能力の有無を詳しく調べる。

容疑者の精神鑑定が始まったのだが、冨田さんの意識が回復した事は岩埼容疑者にも伝わる可能性が高いため、彼の精神にどのように作用するのかが不明だが、きちんと罪を償っていただきたい。

今後の捜査にも注目である。

なによりも現在は冨田さんが無事回復し、彼女の夢のステージに戻ってくる事を切に願う。