スナック菓子の明治「カール」といえば誰もが一度は食べた事のある国民食のようなお菓子ですが一昨日悲しいお知らせが。
全国販売(製造)を8月で終了し、西日本(滋賀、京都、奈良、和歌山の1府3県)以西の地域限定、
「うすあじ」
「チーズあじ」
のみの販売とすると5月25日に製造元の明治が発表しました。
国民食カール販売中止に日本中がショック
【明治】120円 カール うすあじ68g(10袋入)
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「え?なんで?」
とビックリされた方もとても多いはず。
ブログ主は一昨日カールうすあじをスーパー購入して子供と一緒に食べたばかりだったのでニュースを聞いた瞬間
「はぁっ?」と思わず口が開いてしまうほどビックリしました。
子供の時はカレー味が大好きで、カールにするかカルビー「ポテトチップス」にするか駄菓子屋で悩んだのも良い思い出です。
(ポテトチップスと比較すると少し値段が安かったから選んでたような)
このショックに早速yahooオークションではプレミアム販売をしている人が現れています。
↓
※5月26日時点ではカールうすあじ一袋を15万円(即決20万円)で販売しているツワモノもいますが
買う人っているんでしょうか?
今後はどうなる物流は?売ってない地域は?
現在5工場ある製造工場を1工場のみの製造(愛媛)として2品目(うすあじ、チーズ味)とするそうですが、
西日本(関西、中国、四国、九州)だけの販売という事なのでブログ主の住んでいる福岡は普通に販売継続されていくでしょうが、
東日本(中部、北陸、東海、関東、東北、北海道)にお住まいの方は「売ってない!!」という事態になります。
西日本は販売継続されていくとはいえ、「カレー味」が無くなってしまうのは大変残念です。
ただ、カレー味は売れないからなのか西日本でもあまり見ない商品になっていました。
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明治によると
西日本、東日本に売上比率の差があるわけでは無く、効率化を判断した結果の決断だったそうです。
今後工場から出荷するのは西日本だけになるそうですが、
出荷したカールを卸問屋が東日本で持って行って販売するのを制限するわけではないので
実際の店頭がどうなるかは分からないようです。
しかしメーカーからの直接出荷がなくなると、販売継続するには送料分、価格を大幅に上げるしかないと思うので
現実には店頭から消えてしまいそうですね。
スナック菓子は原価は安いですが、「物流コスト」がかかる為に価格が高くなります。
只でさえかさばるカールの全国販売を終了するのは苦渋の決断だったと思いますが、仕方ないのかもしれません。
昔は湿気が大敵だった
現在のアルミ袋ではない時代、透明ビニールに中身が透けて包装されている時代も知っていますが、
店頭で並んでいる時点で「湿気でやられているお菓子」の代表格がカールでしたね~。
買うと賞味期限内にもかかわらずサクサクが無くなり、お店のおばちゃんに「食べれないよ~交換して」と初めて言ったお菓子もカールでした。
子供ながらに「製造日から日にちが一番経っていないものを選ぶ」を始めて意識したお菓子でもありましたね~。
6月の梅雨時期はそれでも湿気っていましたが。
現在のアルミ袋になってからはその不安も無くなり安心して購入できるようになったと記憶しています。
大人になっても年に数回、無性に食べたくなって購入していますので、これからも購入していくことでしょう。
東日本にお住まいの方は西日本へ出張や旅行に行った帰りにお土産に購入するのが流行するかもしれませんね!
空港や新幹線の駅の売店などは東日本でも普通に販売継続しそうな気がしますが、スーパーは厳しいと思われます。
広域に独自の流通網も持っている大手スーパーはもしかしたら販売継続するかもしれませんので
まだあきらめてはいけないと思います。
西日本でも来年の受験シーズンの「ウカール」は販売されるのかどうか気になるところです。