前回の絶望編はとても嫌な流れで終わってしまいましたが、今回はどうなってしまうのでしょうか?

少し見るのが怖いですが、早速見ていきたいと思います。

・・・七海、死なないでくれー( ;∀;)

 

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ダンガンロンパ3 -The End of 希望ケ峰学園- 絶望編#09「雪染ちさは笑わない」

雨の降りしきる希望ヶ峰学園校舎、神座出流の銅像の前の隠し階段を進んだ秘密の部屋で、江ノ島盾子、カムクラ(日向)と七海が対峙しています。

「日向君?」

「日向君・・でしょ」

「日向君だよね」

「髪、どうしたの?」

・・・まずそこかいw

 

「あなたは誰ですか」

カムクラの言葉にハッとする七海。

やっぱり憶えてないようです(´;ω;`)

 

「はーいはいはいはいはい、少女マンガじゃないんだから、いつまで見つめ合ってるのー?」

「あ、あなたは」

高飛車メガネキャラになり、七海の顎を持ち上げせまる江ノ島。

「今回の件の黒幕です」

「えっ」

「77期生第一クラスの委員長、七海千秋先輩…ですよねぇ」

「そうだけど」

そう言う七海の顔を見て

「ふーん」

と言って突き飛ばす江ノ島。

 

突然妹キャラになり

「七海先輩とはーお友達になりたいって思ってたんですよー。自分から来てくれるなんて、ありがとうございまーす」

と言います。

「な、なにを」

「カーンタンな事ですよー、ちょっとした映像を見て・・・」

その瞬間、

「七海さん!!」

雪染先生が駆けつけ消火器を江ノ島めがけて放り投げます。

消火器がパソコンの画面にあたり、消火剤が噴出します。

「ちょっと、これって体罰なんじゃないのー?」

江ノ島が口を抑えながら言っている隙に、倒れている狛枝を運ぼうとする雪染先生。

「あ」

雪染先生が微動だにしないカムクラに気がつきます。

感情のない目で見つめるカムクラ。

その目を見た瞬間雪染先生は目を見開きます。

 

「先生!」

七海の声にハッとする雪染先生。

「狛枝君を連れて逃げて」

「でも」

「いいから早く」

七海と雪染のやりとりを見て江ノ島が「フーン」と面白そうに見つめます。

こういう時の顔はむくろととても似ている気がします。

やはり姉妹ですね!

 

狛枝を抱えて心配そうに見つめる七海に、

「まかせて、私はあなたたちの・・・先生なんだから」

と寂しそうな顔で微笑みます。

 

これは・・・やばいっ!

 

ここでオープニングです。

雪染先生のシルエットと七海が振り返るシーンで少しドキドキしてしまいますが、今回も特に変更は無いようです。

 

それではAパートの感想にいきます!

 

雨の中、狛枝を抱えながら学園の敷地を歩く七海。

無事脱出したようです。

 

「やけに簡単に逃がしてくれるのね」

地下室に残った雪染先生が江ノ島、カムクラと対峙しています。

 

「まあねー、もーっといいこと思いついちゃったからさー」

「あなたたち何者なの?」

「アタシ?アタシは超高校級の絶望江ノ島盾子、世界を絶望に叩きのめす女よ」

「でー、こっちは超高校級の希望、カムクライズル先輩」

そう言って江ノ島はカムクラの肩に手を置きます。

 

「カムクラって・・・まさか」

「先生散々嗅ぎまわってたんでしょー、最後に会えてよかったじゃなーい」

「最後に?」

「そう、先生もクラスのみんなも今の自分でいられるのは今日で最後になるのー」

目を見開き、震える雪染先生。

「ほーらー、そろそろあんたの生徒たちは先生奪還に燃え始めるころでしょー」

 

「たく、狛枝の野郎、何が罪木を見ただよ」

「もしかして見間違いだったのかなぁ」

左右田と花村が話をしていると、

「みんな!」

七海が狛枝を抱えて教室に戻ってきます。

 

「おお」

どよめく教室。

「先生が大変なの、力を貸して」

 

場面が変わって地下室。

「でもそんな希望が命取りになる」

「あんたのクラスの希望は、私の絶望に飲み込まれるの」

雪染先生の目がどんどん光を失っていきます。

 

「なんですって!雪染先生が!」

「うん早く助けに行かないと」

ソニアの言葉に七海が答えます。

「よっしゃあ、じゃあその派手な女をぶっ飛ばせばいいんだな」

「ふん遂に俺様の封印を解く時が来たか」

終里と田中がやる気を見せます。

 

そして江ノ島。

「希望そのものみたいなあんたのクラスは絶望一色に染まる」

「カムクラ先輩とクラスメイトになって世界を絶望に染め上げていくことになるの」

 

また視点が七海たちに戻ります。

「ありがとうみんな」

「私たちもご一緒します~」

喜ぶ七海の前にペコを抱えた罪木が現れます。

どうやらペコはむくろにやられたようです(´;ω;`)

 

「罪木!」

「ペコ、おめぇ」と九頭龍が駆け寄ります。

「どうした、その格好?」

「坊っちゃん、逃げてください。」

まだ絶望には落ちてないようですが…。

 

そしてまた江ノ島と雪染先生の場面へ。

「いったい何を」

「だーかーらー、あんたが愛してやまない生徒たちには超高校級の絶望になって、世界を絶望に染め上げるお手伝いをしてもらいたいの」

「つまるところちょっとした洗脳を受けてもらうのよーぉ」

「洗脳?」

聞き返す雪染先生に

「こちら洗脳の成功例になっておりまーす」

と江ノ島が指をパチっと鳴らします。

 

すると一般生徒一人が、手に糸ノコギリを持って入ってきます。

「あんたの絶望、先生に見せてあげて」

江ノ島の言葉を聞いた一般生徒は、糸ノコギリを自分の首に持っていきます。

「いやだ、いやだ、死にたくない」

ガタガタと震える生徒。

体が勝手に動いているようです。

 

「やめなさい!」

そう言って雪染先生が止めようとしますが、バッと現れたむくろに羽交い絞めにされます。

 

「いやだ、死にたくない、痛い、痛い、痛い、痛い」

自分で自分の首を切る生徒。

「やめなさい!」

雪染が助けようともがきますが、むくろにがっしりつかまれて動けません。

 

どんどん切り進める生徒。

 

それを見た江ノ島は顔を赤くして、

「あんたの生徒たちにはこいつ以上に絶望的な存在になってもらうの」

「絶望の為なら自分の体を壊すことも厭わない、自分の大事な人も殺すのも拒まない」

「そんな素敵な絶望になってもらうのよ~」

と逝った目で言います。

生徒から目をそらす雪染先生。

 

生徒はついにドサッと倒れ、絶命します。

歯を食いしばる雪染先生。

そんな雪染先生に江ノ島は

「ふふふ、もちろん、先生にもね」

と見下ろします。

 

絶望編はある程度の結末が分かっているだけに、何か見ているのが辛くなってきます(´;ω;`)

 

場面は教室へ。

「イイっすね、先生奪還作戦っすね」

「江ノ島ってやつの奥歯ガタガタって言わせてやろう」

澪田と西園寺が明るく言います。

が、

「やめたほうがいいよ」

と狛枝が静かに言います。

一同「え?」と狛枝の方を見ます。

「確かにみんなは素晴らしい才能の持ち主だよ」

「でも彼らには敵いっこない」

「彼らの絶望は規格外なんだ」

「君たちが立ち向かうなんて、ただの自殺行為だよ」

前回変なキラキラシーンがあったのでてっきり洗脳(盲信?)されていると思っていましたが、そうではないようです?

 

「んああああ、そんなのやってみねえと解んねえだろうが」

九頭龍が狛枝に食って掛かります。

「ダメです」

そんな九頭龍をペコが止めます。

「おめえがここまでヤラレてんだ、泣き寝入りなんかできっかよ」

「坊っちゃん」

ペコが目を潤ませます。

 

「僕は皆が心配だから言うんだ、一緒に見た七海さんならわかってくれるよね」

狛枝が目をつむったまま言います。

「でも」

「死にたいの?」

そんな狛枝のセリフに、

「死ぬ?」

「死ぬとか言われちゃうと・・・」

「んーー」

「現実味が無いというか」

西園寺や花村、真昼が困ったように言います。

 

「さすが超高校級のみんなだよ、才能溢れているだけじゃなくて引き際も弁えているんだね」

「んー」と一同考え込みます。

 

そこへ、

「本当?」

「みんな、本当にそれでいいの?」

「私たちの先生がピンチなんだよ」

と七海が語りかけます。

そんな七海を見つめる狛枝。

 

「先生がいなかったら私は今でも一人のままだったと思う」

「きっみんなとも仲良くなれなかった」

「みんなでゲームをすると楽しいってのも知らないままだった」

「楽しい時も、悲しい時も一緒にいてくれた。」

「このまま何もしないでいるなんて出来ないよ!」

昔の思い出が甦ります。

 

「俺は行かねぇなんて言ってねえぞ」

「唯吹も行く気まんまんっす!」

「や、やっぱり僕も行くよ」

終里と澪田、花村が言います。

 

「一人で待っているだけなんてできないもんね」

「虚空の戦士たる我にも解るぞ、虚空は孤独にあらずだ」

真昼と田中がそう言うと

「俺も行くぞ、おれもお前らのクラスメイトだからな」

と詐欺師が顔のマスクを剥ぎます。

え?(;^ω^)

そこには黒髪をオールバックにした詐欺師(本当の顔)が!

「って、誰だおめぇ」

左右田がすかさず突っ込みますw

ソニアは意外と驚いていないようですw

 

「俺は超高校級の詐欺師、今まで御手洗になり替わりお前らの事を欺いていた」

 

「待ってよ、じゃあ本物の御手洗君は?」

真昼が聞きます。

「きっと江ノ島に捕まってるに違いない。あいつの為にもここでじっとしているという選択肢はない」

詐欺師がキッパリと言うと、

「ふっふふふ、こうなると思ったよ。みんなを試させてもらったんだ、きっとみんなならどんな大きな絶望でも希望の踏み台に出来る」

と狛枝がうれしそうに笑いながらいいます。

 

「けっまどろっこしい事してんじゃねーよ」

九頭龍が言います。

 

「でもみんなの事信じていたからこそなんだ」

「僕も・・・・うっ」

狛枝が立ち上がろうとしますがダメージが大きく膝をついてしまいます。

 

「狛枝君、狛枝君しっかり」

七海が心配そうに声を掛けると、

「無理をされていたのかもしれませんね」

と罪木が(白々しく?)言います。

 

「左右田さん、狛枝さんをおぶりなすって!」

ソニアがビシっと左右田に命令をだします。

「はい!ソニアさんの命令なら何でも、どこでも、どこまでもおぶります」

左右田が敬礼をします。

 

「って気絶している人連れて行ってどうするの」

「言うな、果て無き試練の後に我らここに集ったは運命(さだめ)よ」

真昼のツッコミに田中が答えます。

「うぉおお、いざ出陣じゃぁ」

弐大の掛け声に、一同が「オーッ!」っと腕を上げます。

そんなクラスメイトを見つめる七海。

「絶対助けるからね、先生、日向君」

 

ここでAパート終了です。

狛枝って、もう絶望に落ちてますよね…。

先を知っているともう見てられません(´;ω;`)

 

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そしてここからBパートになります。

 

雨が降り続いています。

ぷるるるるる。

資料室のような所で電話を掛ける逆蔵。

「雪染はまだか?」

宗方が聞きます。

「授業中だからな、気づいたら真っ先にすっ飛んでくるだろうぜ」

「そうか、1―A校舎で起きた殺人事件の第一発見者、江ノ島盾子、彼女をもう一度調べてくれ」

そう言った宗方の手にある資料には、江ノ島盾子のプロフィールがあります。

ここで新事実です!

江ノ島盾子は身長が169㎝もあるのに体重がたったの45㎏しかありません!・・・ではなくて、江ノ島盾子を希望ヶ峰学園へ招き入れたのは黄桜ではなく評議委員だったようです!

どこまでも無能です!

「そいつが」

逆蔵が聞きます。

「ああ、全ての情報がこの生徒に繋がる、彼女が黒だと考えてほぼ間違いない」

宗方が言います。

おお、こっちの宗方は中々優秀です!

「すぐにとっ捕まえてくる、取り調べの準備でもしててくれ」

嬉しそうに逆蔵が部屋を出ていきます。

「やりすぎないようにな」

「そいつは聞けねえ命令だ」

宗方の発言に逆蔵は一度振り返った後、部屋を後にします。

 

ふぅと溜息をつく宗方。

「俺の学園に手を出した罪、しかと償ってもらうぞ」

 

場面は地下室へ。

3つ並んだモニターには生徒会のコロシアイの洗脳ビデオが流れています。

「んふうう、ふー」

椅子に縛られた雪染先生がそのビデオを無理やり見せられています。

 

「あれ?罪木さんには効いたんだけど」

むくろが不思議そうに言います。

「じゃあお姉ちゃん、私そろそろ行くから、あと適当にやっといて」

江ノ島がつまらなそうに部屋を出ていきます。

後を任されたむくろは説明書を読みながら

「えっとこういう時は外側から・・・ココ?」

と針を2本出して雪染先生の頭の上に掲げます。

「やめなさい!!」

目を充血させながら止める先生の頭に、針が刺されます。

「あ、うあ!」

耐える雪染ですがむくろが針を抜き差しします。

ポックル…(´・ω・`)

 

さらに脳をいじくり続けるむくろ。

雪染先生の反応が変わった箇所を見つけ、

「ここがいいんだ」

とそこで針を抜き差しします。

雪染先生の目から涙があふれ出します。

「京介…」

高校時代の思い出の宗方の姿がどんどん黒く塗りつぶされていきます。

 

手や体が動かなくなった雪染先生を見てカムクラは

「つまらない」

と無感情な目で言います。

 

「間に合うといいのだが」

「心配しても仕方がねえ、とっとと急ぐぞ」

「ねえ、あれ!」

2-Bの生徒たちが雪染先生の元へ向かっていると、目の前に『特待生制度反対』『学園のあり方は差別だ』『我らにチャンスを!』『平等教育』などのプラカードを持った予備学科の生徒たちが集まっている所にでくわします。

 

「おいあれ」

「本科生だよな」

「あいつらがいなくなれば本科の枠が空んじゃね」

デモ(パレード)をしていら予備学科の生徒たちが七海達たち気づきます。

 

次々にプラカードを地面に叩きつける生徒たち。

そして折れて尖った破片を持ってジリジリ近づきます。

もうゾンビみたいです!

 

「短絡的な」

「やばいっすよ」

「わしに任せろ」

「俺も加勢しよう」

「そっちは任せたぞ」

「よっしゃあ」

「ご武運を」

弐大と田中が前へ出ます。

それ以外の2-Bの生徒たちは雪染先生の元へ向かいます。

貴重な戦闘要員が2人抜けます。

 

「おぬしらに恨みは無いが少々痛い目を見てもらうぞ」

「俺の名は封印されし田中、六道輪廻の果てまで吹き飛ばしてやる、いくぞ12神鼠よ」

ペガサス流星拳w

っていうかハムスターが可愛いです。

・・・この後の展開が明るいなら、もっと笑えたのですが…。

 

「は、はっはぁ」

ここで何故か予備学科の生徒達に追いかけられる御手洗。

池にかかった橋でコケてしまい、橋の上の踊り場で予備学科の生徒に囲まれてしまいます。

「う、うわぁぁぁ。おまえら、一体?」

 

「急に居なくならないでよ」

予備学科の生徒をかき分けて現れる江ノ島。

濡れないように傘をさしてもらっています。

「江ノ島さん」

「お別れの挨拶がしたいじゃーん」

「お別れって?」

その言葉を聞いた御手洗の顔が恐怖で引きつります。

 

「ああ、やられると思っているんなら勘違いだよー、別に普通の意味でお別れの言葉を言いに来ただけだから」

「今までありがとねー、御手洗君のおかげで私の計画は超順調よー」

「計画?」

御手洗が聞き返します。

「そう、御手洗君に手伝ってもらったビデオ、あれの完成版をこれから御手洗君のクラスメイトに見てもらうんだー」

江ノ島がニッコリ笑います。

 

「想像して、御手洗君のせいで御手洗くんのクラスメイトが深ーい深ーい絶望に落ちるの。」

「世界を絶望に染め上げる事だけを考える、超高校級の絶望になっちゃうのー」

そう言って江ノ島は御手洗の前に顔をニュッと出します。

「どう?最高に絶望的でしょー」

嬉しそうに天に向かって叫ぶ江ノ島。

 

「やめてよっ!」

御手洗も叫びます。

「あの技術は世界を良くするための物なんだ、それなのに絶望なんて」

そう言うとうずくまって泣き出します。

「でたー、散々協力しておいて最後に被害者面するやつー」

おたく奴~の時と同じ言い方で御手洗を煽ります。

 

「僕は脅されてたから」

頭を抱えて御手洗が反論します。

「うーんうん、御手洗君は脅されてしょうがなく私に付き合ってくれたのよねー」

「あーんたには何の責任もない、だから一人でとんずらこいても誰も文句は言わないよー」

「僕は、僕は」

真っ青な顔をして御手洗が顔を上げます。

その様子をみた江ノ島は、

「んふ!」

っと笑った後、

「逃げなよ、それがあんたの絶望なんだからさ」

と冷たく冷たく言い放ちます。

 

「うわああーーーああーーぁぁぁぁ」

予備学科の生徒たちをかき分けて走り去っていく御手洗を見つめる江ノ島。

その表情は満足そう?(複雑?)です。

ほんの少しでしたが、江ノ島と御手洗の掛け合いはけっこう好きでした!

絶望でなければ…(´・ω・`)

 

「うりゃあ」

声とともに人が倒れる音がします。

「ん?」

後ろを振り向くとそこには逆蔵が…。

「やっと見つけたぜ」

かっこ良く登場しますが、未来編の回想を見ていると・・・やられるんでしょうねぇ(-.-)

 

「はあ、はあ、はあ、はあ」

木をかき分け逃げる御手洗。

急に森が途切れ、川に落ちます。

 

逆さに沈む御手洗。

沈みながら語り始めます。

 

「僕はアニメが好きなだけだった」

「僕のアニメで少しでも世界が良くなればいいと思っていた」

「それなのに」

「どう、最高に絶望的でしょー」

「僕のせいで、僕が…アニメなんかを…」

そのまま沈んで死んでしまうかと思いましたが、御手洗は岸にたどり着きます。

「ゲホッゲホッ」

むせる御手洗。

顔中泥だらけになりながら

「なんで、僕は逃げてるんだ」

「なんで戦わなかったんだ」

「なんで動かないんだ」

「クソ、クソ、動け動けよー」

と足をジタバタさせます。

 

崖の上に這い上がろうと草をつかむ御手洗。

「うわっ」

草は抜け、滑り落ちます。

「なんで僕は弱虫なんだ」

そのまま雨に打たれます。

 

「こいつら、正気じゃねえな」

逆蔵です。

「ふーんそれがー」

どうでもよさそうに江ノ島が言います。

「さすが宗方、やっぱりてめぇは黒だったてわけだ」

「今頃気づいたの?おっそすぎー」

逆蔵がジャケットを脱ぎ捨てます。

「覚悟しろよ、散々振り回してくれた礼だ」

そう言ってファイティングポーズをとります。

・・・9話目にしてはじめてボクサーらしい姿を見ました!w

「女だからって手加減しねえぞ」

 

場面変わってカムクラ像の前。

地下への階段から潜入する77期生。

「みんな気を付けて」

七海が声を掛けます。

「私たちは大丈夫だけど、田中さんと弐大さんはご無事でしょうか」

「おっさんだったら心配ねえよ、今頃予備学科の連中相手にトレーニングしているかもしれないぜ」

ソニアの問に、終里が答えます。

 

「田中もやる時はやる男ですからねえ」

「そうですね田中さんもやる時はやる男です」

「チ、俺としたことが恋敵に塩を」

狛枝を抱えた左右田とソニアが会話します。

 

「それにしてもこんな通路があるってことは、江ノ島盾子と学園はグルなんだね」

「先生大丈夫っすかねえ」

不安がる花村と澪田に、

「今は私たちに出来る事をしよう」

「それになんだかわからないけど私たちなら何とかできちゃう気がするんだ」

と最後尾にいる七海が言います。

が、それを聞いている罪木の目が怖いです。

 

「ふっ七海が言うと不思議とそんな気がしてくるな」

「そんな、思った事を言っただけだよ」

褒める詐欺師に七海が照れます。

 

「うわ」

罪木が急に止まり七海がぶつかります。

他の皆は気付かずどんどん降りて行ってしまいます。

 

「どうしたの?」

尋ねる七海に、

「ちょっといいですか?」

と罪木が話しかけます。

「うん」

罪木の話を聞く七海。

「七海さん手不思議な方ですよね、いつもはだるそうにしているのにいつの間にかみんなの中心にいて」

「別に、そんな事ないよ」

「学級委員長ですもんね、このクラスのリーダーですもんね」

「本当にどうしたの?」

「ごめんなさい」

「え?」

「…う、うぁー」

七海が突き飛ばされ仕掛け扉のむこうに押し出されます。

さ、刺されなくて良かったです(´;ω;`)

罪木の表情も悲しそうな感じだったので、完全に洗脳されきってないのでしょうか?

よくわかりません!

 

「七海さん、七海さん、しっかりして七海さん」

地下通路のような所。

七海が目を覚ますと、そこには七海を揺さぶる雪染先生の姿が。

「よかったぁ」

「先生、無事だったの?」

「長髪の彼が逃がしてくれたの」

カムクラが逃がしてくれた?ようです。

 

「彼は敵じゃないわ」

「え」

「それより七海さんはどうしてここに」

「そうだよみんなで先生の事助けに行こうとして、なんでだか罪木さんに」

「由々しき事態ってことね」

雪染先生はスッと立ち上がり七海に手を差し出します。

「みんなが危ないわ、急ぎましょう」

「うん」

七海は差し出された手をしっかり掴みます。

うふっと笑う雪染先生。

表情が(´;ω;`)

ここでエンディングです。

#09 「雪染ちさは笑わない」

 

今回はCパートはありませんでした。

 

感想と考察

そもそも絶望編は77期生が絶望に落ちるお話だとはじめから分かっていたので心の準備はできていたのですが…。

それでも見るのが辛くなってきました(´;ω;`)

ぴょこたん的には雪染先生は絶望になってしまったと見せかけて、実は絶望落ちしていないと思っています(`・ω・´)

今までの予想はほぼはずれているので今回もはずしそうですがw

 

ただ雪染先生が七海に言った「彼は敵じゃないわ」のセリフは本物っぽく感じたんですよね。

雪染先生が開放されるまでの間に、カムクラが洗脳解いてくれていたと思うんですよ、ほら「つまらない」って言ってたし。

雪染先生の洗脳を江ノ島自身がしていなかったのも江ノ島の格を落とさないためかなぁと。

残姉ちゃんなら出し抜かれてもOKですからw

 

ただそうなるとこの後の展開が・・・。

77期生が洗脳ビデオを見せられただけで「うわ、洗脳されたー()」なんて展開にならないだろうし、七海に何か良くないことがおきてクラスメイトが絶望するのが自然な流れでしょうし…。

この絶望編もアニメや映画だとぴょこたんはずっと思ってますが(1話冒頭の映画館雪染先生や、江ノ島登場時の演出等で)ぴょこたんの頭では着地点が見えません(;_;)

 

とりあえず未来編は葉隠の占いによりハッピーエンドは(3割)確定!w

絶望編も絶望編1話冒頭の雪染先生の語りによりハッピーエンドほぼ確定!!

77期生を絶望から救う(落ちない?)為に作られたキャラが雪染先生(=モノミ)でしょうしねぇ。

あ、暗い話が好きなぴょこたんは安易なハッピーエンドは嫌いですよ!

ダンガンロンパのキャラはホントみんな好きなので、ぜひ納得できるハッピーエンドを見たいです!

 

そういえば公式HPのSPECIALのところの未来機関配属診断をやってみたところ、ぴょこたんは未来機関第四支部(忌村さん)となりました!

ちなみに相性診断の結果は小泉真昼ちゃんでした!

すっごいノーマークだったw

ただ、確かに現実だったら真昼か?

いや、七海や澪田も捨てがたいぃ。

ソニアも可愛いいなぁ。

けど左右田のような扱いを受けそうでこえぇww

霧切さんのクールビューティも…(●´ω`●)

さくらちゃんの筋肉…ゴクリ

 

最後まで読んでありがとうございますm(_ _)m