ことあるごとにミサイルを発射する北朝鮮。

本人たちは平和目的の宇宙開発のためだと言い張るが誰も信じてはいないだろう。

それにしてもなぜ北朝鮮はミサイルを打ち続けるのか?

このたびその理由がついに語られた。

それはなんと「アメリカにむかっとくる」からだった…。

 

北朝鮮がミサイル発射実験をはじめたのは1993年。

準中距離弾道ミサイル「ノドン1」を日本海に向けて発射したことにはじまる。

続く1998年に「テポドン1号」を発射。

2006年にはスカッド・ノドン・テポドン2号の弾道ミサイルを計7発日本海に向けて発射した。

その後2009年、2012年(2回)、2013年、2014年、2016年と、合計9回ものミサイルを打ち続けた。

2009年のテポドン2号(改)の時は迎撃用にPAC3が配置された事で日本中大騒ぎになった。

金正恩が最高指導者に就任したのが2011年になるので、9回中5回が金正恩体制の下で行われた事になる。

最近相次ぐミサイル発射は一体なにが目的なのか。

「金正恩は戦争するつもりはない」

そう語るのは元北朝鮮総書記の専属料理人を13年務めた藤本健二さんだ。

ここで少し藤本さんがどういう人なのか説明しておこう。

 

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藤本健二さんの経歴

(北朝鮮に命を狙われているため、常にバンダナとサングラスを掛けている藤本さん)

専属料理人藤本健二さん

(引用 Yahoo)

藤本さんは1982年、板橋調理師会事務所の会長の紹介で北朝鮮へ渡り、寿司屋で働く事となった。

日本人でも中国を経由すれば北朝鮮に入る事はできるが、普通は中々行ってみようとは思わないだろう。

そんな中、藤本さんは寿司を作りに出張した先で金正日に出会い、それをきっかけに金正日の専属料理人となる。

本人の証言によると、藤本さんは正日および家族から信頼され、2人の子供達(正哲・正恩)から胸の内を発露される立場にあったという。

後継者問題があった時大方の専門家の予想は長男の金正男になるといわれていたが、藤本さんはまだ当時あまり表に出ていなかった三男金正恩になると言っていた事から、やはり内情には詳しいようだ。

北朝鮮在住時に、民謡歌手・厳正女(オム・ジョンニョ)と結婚。息子と娘のふたりの子供に恵まれた。

しかし、北京へ食材の買い出しに行った際に日本の警視庁の部長に電話をした事がばれ、軟禁されるようになる。

いつ強制収容所送りになるかという恐怖のため、2001年に奥さんと子供を残し、北朝鮮を脱出、日本へと戻ってくる。

そんな藤本さんはテレビに出演する時は北朝鮮の殺し屋に狙われないためにバンダナとサングラスで変装をほどこしているそうだ。

命を狙われている人がなぜ度々北朝鮮に渡航しているのかよくわからないが、不思議な経歴の人である。

ミサイルを発射する理由

そんな藤本さんは幼少期から親しくしている金正恩第一書記に招かれ、12日~23日まで北朝鮮に滞在していた。

藤本氏さんは平壌に到着した12日、労働党の副部長(キム・ヨジョン)や側近の(チェ・ヨンヘ)党秘書ら3人と3時間にわたり夕食を共にしたという。

その時の様子はこうだ。

金第1書記は夕食の席で、赤ワインで乾杯した後「日本は今、我が国(北朝鮮)をどのように見ているか」と尋ね、藤本氏が「最悪だ」と答えると「そうなのか」と言いながらうなずいていたと話した。
藤本氏は金第1書記が「戦争をするつもりはない。外交の人間が米国に近づくと(米国が北朝鮮に)無理難題を突きつけてくる。(すると)むかっとしてミサイルを発射している」と不満を表わしたと主張した。

(引用 Yahoo)

つまり北朝鮮がミサイルを発射するのは、米国が核開発をめぐる問題で北朝鮮に対して威嚇や制裁をしてくるからだという。

日本としては無関係ではないが迷惑な話である。

ちなみに藤本さんは他に

「宿舎の高麗ホテルの玄関で待っていると金第1書記が直接ベンツを運転してやってきたので驚いた」「(金第1書記が)「いつ(北朝鮮に)来てもいい。困ったことがあれば言ってくれ」「私に日本と北朝鮮の橋渡し役をしてほしいのだと思った」

(引用 Yahoo)

と語った。

これに対してネットでの反応は

 

・イライラしてやった   どの国でもよかった

・あれ?ヤバいから顔隠して()テレビ出てたんじゃなかったか?

・ムカついたくらいで貴重なミサイルを無駄撃ちするなww

・戦争する気ないとかw  藤本さんコレ最高機密情報ですよ

・嘘臭せぇ~w

・スカットミサイル

 

など、様々な意見が飛び交ている。

毎回なにかしら問題を起こす北朝鮮。

早く国際社会になじんでほしいものだ。