愛知県に本社を構えるドラッグストア『スギ薬局』

現在では関西・関東・中部を中心に1000店舗以上を展開しています。

そんなスギ薬局の裏側を、9月3日放送の『ウラマヨ!』で紹介していたのでその内容を感想を交えつつ書いていきたいと思います!

 

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スギ薬局の特徴

特徴その1 ドラッグストア最大の処方せん薬局

 

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スギ薬局の一番の目玉といえば「処方せん受付」です。

そこにはどこの医療機関からでも処方せんを受付られるように約1500種類の薬が並んでいるといいます。

さらにスギ薬局の調剤室は一段高くなっているため、患者さんとのコミュニケーションが取りやすくなっています。

そう、病状についてなんでも気軽に相談できる処方せん受付の存在がスギ薬局の特徴なのです。

 

特徴その2 資格を持ったビューティアドバイザー

 

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さらに、今や薬局店では必須の化粧品売り場にもスギ薬局ならではの特徴があります。

それは化粧品を熟知したビューティアドバイザーが常駐してる事です。

こちらのビューティアドバイザー、スギ薬局独自の研修を受けた女性社員だけが担当できる部署になっています。

さらに市販の薬を販売できる資格保有者なので、外面だけでなく内面からのアドバイスもしてくれます。

肌のトラブルを抱えている方も、ここなら安心して相談できそうですね!

 

特徴その3 お店で体験できる無料サービス

 

他にもスギ薬局では「血管年齢」や「血圧」、「脳年齢」「骨密度」などを測定してくれる測定器を、無料で設置されています。

どれも気になる項目なのでとても助かりますね!

さらにお薬カレンダー(ビニールでできたカレンダー型の壁掛けホルダー)を主に在宅医療の方に貸与しているそうです。

 

特徴その4 スギポイントカード

 

そして、スギ薬局では貯まったポイントは現金に替えるのではなく、景品と交換というかたちになります。

そこにはフライパンなどのキッチングッズから、健康器具、ドライヤーやたこ焼き器、リカちゃん人形まで、およそ800アイテムほどあり、見ているだけで楽しくなってきます。

ちなみに一番人気はねん土12色セット(800点)なんだそうで、祖父母がお孫さんと一緒に来て交換していかれるそうです!

 

そんなスギポイントカード。

ポイントは会費無料、100円で1ポイント付与、有効期限は10年間あります。

ポイントは意外と期限切れで失効されるので、非常にたすかりますね。

 

(これらのサービスが無い店舗も一部ございますので、各店舗にお問い合わせ下さい)

 

さらに番組ではスギ薬局の誕生秘話なども紹介していました。

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スギ薬局の裏側

誕生秘話

スギ薬局は1976年、共に薬剤師だった杉浦広一・昭子夫妻が1000万の資金ではじめた愛知県の小さな薬局が始まりです。

名前はもちろん杉浦さんの杉(スギ)からとられたもののようです。

 

今では年商4000億のスギ薬局ですが、そこに至るまでには大変な苦労があったようです。

地域のかかりつけ薬局を目指して創業したものの、場所が不便(なんと畑の真ん中)という事もあり、中々お客さんが来てくれません。

朝7時から夜11時まで年中無休で働いたお二人。

 

1日10人しかお客さんが来ない日もあり生活も苦しく、日々の食事にも困る日があったといいます。

当時そんなお二人を助けていたのが、広一さんのお母さんからの、せんべいの差し入れでした。

中々泣けるエピソードです。

 

こうした苦しい日々が5年間続きます。

しかし2人は自暴自棄にならずお客さんに誠心誠意尽くし続けました。

 

そんなある日、目の調子が悪いという一人の男性がやって来ます。

その患者はヘルペスにかかっており、失明寸前だったといいます。

杉浦夫妻は至急入院することをすすめ、この男性の失明の危機を回避します。

自分達の利益は顧みず患者のことを最優先。

このことがきっかけで、スギ薬局の評判が口コミで広がり、月商1000万の人気薬局店となります。

そんなスギ薬局は、今も原点の気持ちを受け継ぎ、処方せん受付を設置し、多くの薬剤師が所属しています。

誠心誠意やって来たことが報われたようでホッとします。

 

創業者秘話

 

そんなスギ薬局の副社長の杉浦昭子さんのご実家はなんと京都のお好み焼き屋さん。

よって昭子さんは関西のお笑いや、よしもとなどを見て育ってきたそうです。

 

そんな昭子さん、当時はまだカードなどもなくお客さんの情報もデータ化出来ない中、なんと3000人分のお客さんのデータ(買った薬など)を記憶し、バインダーに手書きで管理していたのだといいます。

そして次お客さんが来店した時、薬の効果や症状を聞いていたそうです。

これもお客様を思う気持ちなのでしょうね。

昭子さんは、「薬剤師としての職能を活かして本当に地域の方々に喜んでもらったり役に立ったり、そういう薬局をやりたいという想いがありました。(中略)一店舗一店舗がかかりつけ薬局で、地域の方々にお役に立つことが大事」

といわれています。

ですので社長は今でも社員に、「お客さんが薬を買いにこられても、そのお客さまが必要で無かったらお薬を売らなくていい」と言っているのだそうです。

スギ薬局が目指すのは今でも『地域のかかりつけ薬局』なのです。

 

とても素敵な話が聞けた今回の番組。

皆様もぜひお近くのスギ薬局に足を運んでみてはいかかでしょうか。