未来編8話です!

前回はこまるや腐川、モナカのドタバタギャク回?wで未来機関の方はほとんど描写がありませんでしたが今回はどうでしょうか?

早速見ていきたいと思います!

 

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ダンガンロンパ3 -The End of 希望ケ峰学園- 未来編 #08 「Who Killed Cock Robin」

数年前

空が赤く、市街地での戦争状態の場面から始まります。

「ここまでたどり着けたのは・・・」

「・・・私たちだけみたいですね」

 

迷彩服に防弾チョッキ、ヘルメットと、フル装備の兵士2人が会話します。

男性と女性のようですが、なんと男性の方は黄桜です。

せ、戦場が似合わない(^o^)

 

「たくっ」

「どう考えても元教師の仕事じゃねえよな」

「それを言うなら私もここの体育教師でしたよ」

活発そうな女性の元体育教師が撃った弾が見事にヒットします。

 

「おみごと、きみこの道でも食っていけるよ」

「結構です、教師って仕事が好きなんです。私は」

「俺はろくでもない教師だったけどぉ。ま、嫌いじゃなかったなぁ」

「ふふふ」

 

2人は走りながら希望ヶ峰学園へ走りますが、迎え撃つ戦車が大砲を放ちます。

 

「伏せろ」

間一髪で避ける黄桜。

「おい!だいじょうぶ…」

隣りにいた元体育教師に話し掛けますが、そこには血に濡れたヘルメットが転がっています(´・ω・`)

 

「くそ…響子ちゃん」

黄桜が希望ヶ峰学園校舎の方向を見ながらつぶやきます。

どうやらここはシェルター化された希望ヶ峰学園で、中に霧切さんや苗木くん、江ノ島などの78期生が中にいる時の外の世界のようです。

ここでオープニングです。

 

今気付いたのですがオープニングが始まった瞬間のパラパラ文字が瞬間的に出る場面にしっかりと

「NG行動」と書いてますね(^_^;)

ずっと間違ってNGコードと書いてました。

ハズカシイ~(ノ▽〃)

すみませんでしたm(_ _)mペコペコ

 

OPは特に変わってないように見えます。

が、なんかOPの最初にバングルをつけたキャラが連続で出てくる所や、みんなに弾丸が撃ち込まれるシーンなどなど、全体的に逆さまになった人の目が見えます。
なんか怖いです(((((((( ;゚Д゚)))))))

(例:朝日奈さんのお尻付近、ゴズさんの握りこぶし、など)

ぴょこたん何回も巻き戻しして検証してみましたが、髪型からして苗木くんっぽいです。

 

 

ダンガンロンパOP1

ダンガンロンパOP2

ダンガンロンパOP3

ダンガンロンパOP4

(参考画像)目が一杯~

 

でもぴょこたんは、「テレビを観ている視聴者もこのコロシアイ?に参加している」説を押しているので、あの目はぴょこたんたち(視聴者)かもしれないと予想します!

(理由は過去記事に書いているので、お暇だったら見てみてね!)

 

目の確認ついでにOPにサブリミナルのように見えたので、見えたものを書いておきます。

・手と膝をついている人(苗木くん?)

・宗方らしき人が警備員のいる門をくぐろうとしている。

・sleeping pillsという文字(薬で眠っている)

など。

 

サブリミナルが入っているという事はやっぱり御手洗が作ったアニメの可能性も高そうです!

そしてそれを観ているのは苗木くん、もしくは視聴者??

 

残り生存者数が10人のままです。

モナカもいなくなったし、本物の月光ケ原さんも死亡していたので残り9人にならないといけないはずですが…。

これは月光ケ原さん(モナカ)ははじめから数に入っていない=視聴者に見えない参加者がいる可能性もありますね~。

苗木くんや朝日奈さんがテレビ画面に向かって話しかけていましたし…。

こちら側に声を出していない誰かがいるのかもしれませんね!

 

考察していると中々進まないのでとりあえず見ていこうと思います( ´∀`)

未来編 第8話 Aパートの内容&感想

サブタイトル「Who Killed Cock Robin(誰がクックロビンを殺したの/直訳)(誰が駒鳥殺したの/意訳)」です。

クックロビンと聞くとパタリロ(クックロビン音頭)を思い出すぴょこたん(ブログ主)…。

歳がバレそうです(。>﹏<。)

クックロビンとは、イギリス(英語圏)の童謡である、マザーグースの一遍なんだそうです。

この詩の起源についてはいくつかの説があるようなのでWIKIから引用しますと、

・いかなる武器でも傷つけられない力を得た北欧神話の神バルドルが、兄弟のヘズにより唯一の弱点であるヤドリギで貫かれて死んだ神話に由来するとする説

・ニューフォレストでの狩猟の最中に何者かにより肺を射られて死亡したイングランド王、ウィリアム2世の故事を暗喩するものだとする説。

・イギリスの伝説上の義賊であるロビン・フッドと関連づける説。「ロビン」の名と、弓というアイテムの一致から推測されたものである

(引用 ウィキペディア)

となっています。

これを見るとコマドリ(未来機関の誰か)がヤドリギ(ミストルティン/槍)か弓矢でが殺されるようですね…。

弓矢といえば御手洗がOPで3本の矢に射られていたので、もしかしたら御手洗が危ないかも知れません(>_<)

さてどうなるのか、早速見ていきたいと思います!

 

「ちっくしょーーー」

「やっぱかくれんぼにしとくべきやったべ」

葉隠がずっとヘリに銃撃されながら追いかけられています。

 

「うお?」

ヘリが後方からのミサイルで撃墜されます。

十神が乗ったヘリからのミサイルのようです。

葉隠の上空をヘリが通り抜け、開いた後ろのハッチから

「しぶとく生きていたか」

十神が葉隠を見おろしながら言います。

「とがみっちー」

「気安く言うな」

葉隠も十神もちょっと嬉しそうな表情です。

 

苗木くんたちの場面に変わります。

「僕のせいで、誰かが死ぬ」

 

こまるのメッセージを聞いて不安そうに呟く苗木くん。

そんな苗木くんを朝日奈さんが心配そうに見つめます。

 

「お兄ちゃん、そっちで何が起きているかは、よく解らないけど約束したよね絶体に迎えに来てくれるって」

「ちょっと頼りないけど、でもお兄ちゃんは約束を破ったことないもんね」

「大丈夫おにいちゃんならきっとうまくやれるよ、私信じて待ってるから」

こまるの言葉を聞いて安堵の表情を浮かべる苗木くん。

 

「変わったね、こまる」

「えっ?」

「大人っぽくなったていうか何だか頼もしい感じがするよ」

「それ、妹に言うセリフ?」

「そうかもね」

「ふへぇぇぇぇ鳥肌が立つは、このブラコン兄妹」と腐川が言います。

 

「とにかく頑張ってねお兄ちゃん、私もこっちで頑張るから」

「こまる!全部終わったら・・・」

ここで通信が切れます。

 

「必ず迎えに行くよ」

「うん、ちゃんとお兄ちゃんしてるんだね苗木は」

「そっか、朝比奈さんは」

ピーンピーンピーン

「動作モード、オートリモートに移行」

そういってカタカタ頭が動き出します。

「月光ヶ原さん?」

「これ、ロボット?」

「なんかヤバそう、苗木!廊下じゃなきゃ走れるでしょう?」

2人で走って逃げます。

二人とも結構冷静です(^_^;)

 

「いそいで」

そう言って廊下に出た朝比奈さんが「ヒッ」と急に立ち止まります。

「苗木…」

朝日奈さんの視線の先には、ぼろぼろの姿で刀を持った宗方がいます。

目が黒く光っています。

 

「宗方さん」と苗木くんが声を掛けますが、

「いたか、絶望め」

と刀を抜きます。

目つきがヤバいです(・・;)

刀に苗木くんと朝日奈さんを映りますが、その後ろには誰もいないようです。

2人以外の誰かが映っていないか期待しましたが残念です!

 

そこへ壁を突き破って月光ヶ原ロボットが現れ、

「新たな未来機関委員発見!データベース照合!」(モノミ声)

と宗方の方を見て分析を始めますが、すぐに宗方に切られて頭が落ちてしまいます。

 

「宗方京介、脅威度S」

ロボットのアームが自動で頭を元の位置に取り付け、

「動作モードバーサーカー」

目が赤く光り宗方に襲い掛かります。

車いすが変形して擬人化したモビルスーツのようになっています(*_*)

これにはさすがの宗方も手こずっています。

 

「どうしよう」

「今のうちにここから離れよう」

「うん」

2人は話し合います。

 

「この程度で未来機関を止められると思うなよ」

宗方の剣が変形を始め、赤く光ります。

バトルアニメのようです!

 

その間に朝比奈さんとおんぶされている苗木が走り去ります。

これだと宗方がどちらの事を絶望だと言ったのかがわかりませんねぇ。

天願の口の感じからすると襲撃者は「あさひなあおい」と言ったようにとれますが…。

 

「ねえ、これからどうするの」

「まずは十神君が来る前に霧切さんと合流しないと」

「そうだね」

 

苗木が後ろを振り返り

「宗方さん」

と気にかけます。

 

場面が変わり、霧切さんが十六夜の検死をしています。

「どう?襲撃者は解りそう?」と御手洗。

「まだ手がかりを集めているところよ」

「やーれやれ、すごいもんだな」

黄桜が十六夜が隠していた大量の武器、爆弾を積み上げていきます。

 

「それ全部!?」

御手洗が驚きます。

「十六夜君が仕掛けたトラップだよ、あっソファーはダメ、まだ感圧式のトラップがあるかもしれないから」

「感圧式?」

「乗っかったらダメなやつさ」

あわててソファーから手を放す御手洗。

 

「意外ね、そういうのが得意とは知らなかったわ」

霧切さんが黄桜に話しかけます。

「これでも未来機関の一員だからねっ」

そう言ってマジック?のフタを口で外し、床に何かを書き?ます。

「だけどこんなところにいつまでもいたらまた襲撃者が」

「そうだよ早く移動しないと流流歌たちもよいちゃんみたいに」

御手洗と流流歌の言葉に、

「ダメ」

「まずはここを調べ終えてからよ」

と霧切さんが制止します。

 

「ふふ」と黄桜。

「ちっ」と流流歌が舌打ちします。

もう完全にあやしいです!

 

「?」

「何かあったの?」

何かに気づく霧切に御手洗が聞きます。

「ここ傷がついてるわね」

「そうみたいだけど」

霧切さんが本棚に手を掛けようとすると。

「ガタッ」

「あいたたたた」

流流歌が積み上げた武器、爆弾につまずき、こけます。

「おいおいしっかりしてよ」

「へへつまずいちゃって」

「ふーん俺はてっきり調査の邪魔をしたいのかと思ったよ」

めちゃくちゃ鋭いです!

 

「はぁ、酔っ払いがゲスの勘繰りとかどちゃくさむかつくんですけど」

「そうかな、君は結構曲者だって噂になってるよ~」

「たとえば」

「何」

「若手の隊員たちを集めて派閥作りにいそしんでいるとかさあ」

「最終的には未来機関から離脱して新組織を立ち上げようともくろんでいるなんていう話も聞いたっけか」

「ねぇ、副会長派の君は何か聞いてないの~」

黄桜が扉に向かって語りかけます。

 

ドン!!

扉から逆蔵が現れます。

なぜ分かるww

 

「ふん、やられたのは十六夜だったか」

「あなた」

と霧切さん。

「ま、知ったこっちゃねぇ、俺の仕事は宗方の障害になりそうなお前らを排除する事だけだ」

相変わらずです。

 

場面が変わって、十神が地上に降り立っています。

「十神っち」

「なぁ十神っちてば」

崩れた建物を見つめる十神に葉隠が声を掛けます。

「ん」

「この箱超重たいんだべ、つっ立ってるんなら手伝ってくれ~」

「口ではなく手と足を動かせ、絶望の残党の増援が来る前にな」

「あいかわらず俺使いが荒いやつ~」

あのヘリコプターは絶望の残党でいいようです。

 

「へーこれでやっと中に入れるベー」

箱はどうやら爆薬のようです。

 

「苗木っち達ばっかりぬくぬくしやがって~」

「中の方が安全とは限らないぞ」

「俺たちみんなが揃った方が安全に決まってるべ」

「ふん、俺が助けてやるまでせいぜい生き延びていろよ」

十神が建物を見上げます。

なんか中に入ったら誰もいなくて十神がびっくりするフラグが立っているような気がしますが果たして…。

 

そしてまた書庫。

逆蔵が部屋にいた4人を1人で痛めつけているようです。

 

逆蔵がナイフを出しながら、

「霧切響子、さっきは不覚にも取り逃がしちまったが今度はそう・・・」

と言いかけた時、黄桜が逆蔵に本を投げます。

 

「んぁ、なんだまだ動けたのかよ」

「不本意だけど俺年長者だからさがんばんなきゃいけないわけよ」

「でも元超高校級のボクサーがナイフなんておかしいよね」

「それにさっきからずっとパンチなんて使ってないしひょっとして・・・」

「逆蔵十三はNG行動の制約により素手での攻撃が出来ない!・・・とか」

図星っぽい表情の逆蔵。

やっぱり?ww

 

「だったらなんだってんだ」

「あれ、もしかして大当たり」

「じゃあ代わりにさぁ俺のNG行動を教えてあげるよ」

そう言って黄桜はNG行動が流れたバングルを見せます。

 

「見えるかい、俺のNG行動は左手を開くだ」

「なんだそりゃ、俺をなめてんのか」

「人を殴るくらいしか能が無いやつが、それを封じられているてんだから、これ位してやんねえと不公平だろう」

「ちさちゃんが居なくなった今、頼れるのは暴力馬鹿だけとはね、案外人望が無いのかなぁ、副会長もさぁ」

黄桜が逆蔵を煽ります。

 

「く、てめえごときが宗方を語るんじゃねぇ」

「君に出来るの?ここまで失敗続きだったみたいだけど」

黄桜は軽口を叩いていますが、冷や汗をかいています。

 

「だからこそだ!俺はもう2度と宗方を失望させねぇって!」

逆蔵の回想に雨の中倒れている逆蔵を、モノクママウスの江ノ島盾子が映ります。

この話は絶望編の8話で明かされそうですね。

 

「へっ」

「誓ったんだよーーー」

黄桜にナイフで襲い掛かりますが、ギリギリでよけた黄桜の後ろの絵画から十六夜が仕掛けたと思われるトラップが発動し、カウンターをくらった逆蔵は左肩に槍が刺さり吹っ飛びます。

 

「あ、言い忘れてたんだけどさぁ、そこトラップがあるんだ」

「今なら万馬券だってあてられる気がするよ」

「最初からそこへ誘導させるつもりだったんですね」

御手洗が感心します。

 

「まあね、今のうちにさっさと縛り上げるとして、まだ調査を続けるかい?」

「ええ」

「そうね」

霧切が歩きはじめると「しめた!」という表情の流流歌が何かのスイッチを押します。

すると爆発が起こり、霧切さんのいた場所の床の底が抜けます。

クズです!

 

落ちていく霧切さん。

OPと一緒です。

ぎゃあああー霧切さーん。

 

とその手を黄桜が間一髪で掴みます。

しかし使ったのは左手…。

嫌な音が流れます…。

 

左目が赤くなり血が流れ出した黄桜は、最後の力を振り絞って霧切さんを放り上げます。

 

「ちっ」と舌打ちする流流歌。

 

ハッとした霧切さんは

「黄桜…さん…」

と黄桜を見ます。

 

顔の左側が黒ずんでいます。

今にも死にそうな黄桜の回想が入ります。

 

「おいおい、そんなにはしゃぐな、ははは」

霧切学園長の声です。

「ははは、よっと」

「見て見て、すごく高ーい」

それは幼い霧切さんと学園長です。

 

霧切学園長の机に飾ってあった、あの写真のシーンです。

「二人とも、じっとしてくれないとうまく写真が取れないぞ」

どうやらあの写真は黄桜が撮ったようです。

「たく」

パシャリ

 

「とりあえず、約束は、守った、ぞ・・・」

穴に落ちていく黄桜。

その手を掴もうとする霧切さんですが、届きません。

「仁」

落ちていく黄桜の表情はとても穏やかです。

(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)黄桜さん…。

ここでAパート終了です。

 

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 未来編 第8話 Bパートの内容&感想

唖然とする霧切さん。

「君の仕業なんだろ、一体何のつもりだよ!」

と御手洗が流流歌に詰め寄ります。

 

「もちろん全員死んでもらうんだよ」

「まだ二人のこってるし、こいつには働いてもらうけどね」

そう言いながら槍で磔にされた逆蔵の口に、何かを入れます。

ていうか、気絶してないなら口開けるなよww

 

「流流歌特製スイーツのお味はいかが?」

どうやら流流歌の作ったお菓子のようです。

その言葉を聞いた逆蔵が嬉しそうに笑います。

「気に入ったみたいね、どう、まだ欲しい?」

コクンをうなずく逆蔵。

ええーww

どうやら普通のお菓子では無いようです。

 

「じゃあね、あいつらをぶっ殺してよ」

「そしたらもっともーっと美味しいチョコをいくらでもあげるからさ」

それを聞いた逆蔵は、自分の体に刺さった槍を抜きます。

目もイッちゃて体の痛みも感じなくなっているようです。

「ふあ、ふあ」

変な声も出ていますw

 

「来るな!」

そう言って御手洗が霧切さんの前に出てかばおうとします。

「無駄よ、そいつの頭は甘ーいお菓子でいっぱい」

「もう何も考えられない・・・」

 

「うぐぁあああっぁあ」

逆蔵が叫んで槍を抜きます。

それを見た流流歌が怯みます。

「いてえぞ、くだらない小細工しやがってこのくそが」

「てめえら全員十六夜と黄桜の後を追わせてやっから、そこを動くんじゃねえぞ!」

そう言って槍を構える逆蔵に、

「ようやくわかったわ」

と霧切さんが言います。

 

「?」

「あなたのこれまでの行動の理由が」

「ああ?」

逆蔵が反応します。

「十六夜惣之助を殺したのはあなたよ、安藤流流歌」

ギクリとする流流歌。

そんな流流歌の前に出てくる逆蔵。

 

「んぁ、誰が誰を殺そうが関係ねぇ、てめえら全員ぶっ殺すって言ってんだろうが」

「いいのかしら、私の考えではこの殺人の謎こそが、このゲームから脱出するための扉を開く鍵なのだけれど」

「あ?」

霧切さんの意外な言葉に、さすがの逆蔵も耳を傾けます。

「そうよね安藤さん」

「何言ってんの、よいちゃんは襲撃者に」

「いいえ、彼は襲撃者に殺されていたように見せかけられていたけれど、実際はNG行動で死んだのよ」

「丁寧に偽装されていたけれど、かれの死体にはNG行動の毒が廻った痕跡があったわ」

「でも、よいちゃんの胸にはナイフが」

「それも偽装工作よ」

「あのナイフは忌村さんの死体から抜いたものよね」

「おい、もしかして忌村は」

話を聞いていた逆蔵が霧切さんに聞きます。

 

「ええ、心臓を一突きにされた彼女の死体を、近くの部屋で見つけたわ」

「襲撃者に殺された死体はどれも心臓を一突きにされていた」

「でも十六夜さんに刺さっていたナイフは心臓から離れていたうえ、出欠の痕跡もなかった」

「つまり、彼は別の誰かに殺された後、忌村さんの死体から抜かれたナイフを刺されたのよ」

「襲撃者に殺されたのは、十六夜じゃなくて忌村だと」

「ええ、間違いないわ」

「そうか、あいつも」

忌村さんが襲撃者に襲われたと聞いて逆蔵は少し目線を落とします。

 

「十六夜さんのNG行動は食べ物を口にするだったの、ナイフが死因でないのなら彼は何かを食べさせられた事になる」

「そして、彼の唾液は甘かったわ、間違いなく何か甘いものを口にしたのよ」

「唾液をなめた?死体の?」

思わず御手洗が聞きます。

 

「ええ、舐めたわ」

「うおぇ」

思わず口を手で覆う御手洗。

霧切さん…さすが元超高校級の探偵です(´・ω・`)

 

「おそらく飴か何かだと思う、警戒しているはずの彼に何かを食べさせるのは至難の業だったでしょうね」

「でも食べ物の専門家で尚且つ彼と親しい相手なら」

「何言ってんの、よいちゃんは流流歌の味方なんだよ、殺したりするわけない」

流流歌が反論します。

 

「動機はこれよ」

そう言って霧切さんは本棚の仕掛け扉に手を添えます。

流流歌の目が見開かれます。

本棚は倒れこみ、数話前にあったモノクマ柄の【おめでとうございます。秘密の出入り口!】が姿を現します。

 

「やはりね」

と霧切さん。

「これは!」

逆蔵も驚いているようです。

「秘密の出口?でもどうして」

御手洗が尋ねます。

 

「床に残された痕跡、そしてわずかに出張っている棚、この二つを結び付ければ自ずと可能性は絞られてくる」

「まさか、外に出られるってのか?」

逆蔵も霧切さんに尋ねます。

 

「私たちの移動経路から考えて、この部屋は施設の外周に位置している」

「つまり、施設の外につながっていてもおかしくないわ」

てっきり出口というのはブラフだと思っていたので意外です。

 

「だからって、流流歌がよいちゃんを殺す理由なんて」

またまた流流歌が反論します。

「普通の状況ならそうね、でも私たちには自分の命の為に、絶対に守らなければならないルールが存在する」

「安藤流流歌、あなたのNG行動は「誰かがゲーム会場の外に出る事」じゃないかしら」

「そんなわけ」

「十六夜さんはこの部屋に脱出口らしき扉を見つけた。当然彼は外に出ようとして」

「違う!よいちゃんは流流歌を裏切ったりしない」

流流歌が叫びます。

 

「なるほどな、そういうことならこんなまどろっこしいゲームは終わりだ」

逆蔵が扉に近づき手を掛けます。

「やめて、あんたがここからでたら流流歌は」

そう言って流流歌は逆蔵の体を掴みます。

霧切さんの推理は当たりのようです。

 

「んぁ、おまえの事なんぞ知った事か」

「ちょっと待ってよ」

「話を聞いてよ」

 

「うまくいったわ」

「いきましょう」

霧切さんが争う流流歌を逆蔵を尻目に建物内に戻っていきます。

 

「でも出口が」

霧切が首を横に振ります。

外には出られないと解っているという事でしょうか?

 

通路を走り逆蔵と流流歌から離れていく御手洗と霧切さん。

「ねぇ」と御手洗。

「何?」霧切りが走りながら反応します。

 

「黄桜さんはどうして助けてくれたんだろう。自分の命と引き換えになんて」

「いくつか思い当たる節はあるけど、判断を下すには材料が足らないわ」

「冷たいんだね」

一時間があった後、

「そうね」

と答える霧切さん。

 

「友達が探偵を嫌いでねぇ」

黄桜の言葉を思い返します。

 

吹き抜けに来た瞬間霧切さんの上着が風で舞い脱げ落ちます。

 

「私は…探偵だから」

後ろ姿なの霧切さんので表情は見えませんが、一本結びの髪がなびくその姿は、とても悲しんでいるように見えました。

ここでEDです。

 

Cパートです。

「点火!」

ドゴーーーン。

「侵入口開きました。」

「よっしゃあ、ヤッタで」

「へっへー」

そう言いながら真っ先に建物に入ろうとする葉隠の首元を掴み、

「先走るな、お前はここで待っていろ」

と十神が言います。

 

「総員予定配置について・・・」未来機関職員がバタバタと突入準備をする中、

十神が呟きます。

「ふん、嫌な空気だ。あの校舎を思い出す。ん?」

 

「君、大丈夫か?」

未来機関職員が机に倒れ込んでいる人を見つけ、揺すろうとします。

 

「おい!不用意に触るな!」

「バカが」

人?の目が赤く光り、警報が鳴ります。

どうなるのでしょうか。

 

場面が変わり朝比奈さんにおんぶされた苗木くんが

「絶対に、もう絶対に誰も殺させたりなんてしない!」

苗木くんがこう考えるならもうこれ以降は死人は出なさそうな気がしますが果たして…。

 

ドゴーン

「なんだ」

「大きいよ」

 

未来機関ビルが倒壊していきます。

普通なら全員死亡ですが…。

 

今回はここまでです!

早速色々予想してみたいと思います。

今回起こった・判明した事まとめ(第8話)

・苗木くんは廊下以外は走る事ができる

・月光ケ原ロボはモナカがいなくても動いている

・葉隠を狙っていたヘリは絶望の残党?

・逆蔵のNG行動:『素手での攻撃ができない』?

・黄桜のNG行動:左手を開く

・霧切学園長の机の上に飾ってあった写真は黄桜が撮ったもの

・黄桜はNG行動により死亡

・襲撃者は心臓を一突きしている

・十六夜を殺したのは流流歌(NG行動を利用)

・十六夜のNG行動は『食べ物を口にする』

・流流歌のNG行動は『誰かがゲーム会場の外に出る』

襲撃者&黒幕予想

クックロビン、御手洗関係無かったですね(´・ω・`)

予想がほとんど当たらないぴょこたんですが、今回も頑張って予想してみます(`・ω・´)ゞ

 

前回御手洗の目の下のクマがなくならない事から襲撃者は御手洗といっていたぴょこたんですが、今回襲撃者は朝日奈さんと予想を変えてます。

 

理由は、

会長から襲撃者の名前を聞いた宗方が、苗木くんと朝日奈さんに向かって「いたか、絶望め」とか言っていたから!

会長の口パクは最後に『い』の行で終わっていたので「あさひなあおい」と推測できる。

そもそもケチャップはやっぱり返り血をごまかす為だった。(モナカのいたずらはちょっとした協力だった?)

 

黒幕は…もうわかんないから当初の予定通り雪染さんでいいや!\(^o^)/

理由は真の希望を生み出すため!

(そして希望を切望する狛枝に見せてあげようとしている)

 

苗木くん達が閉じ込められているのはジャバウォック島、もしくは未来機関の建物の地下!

(前回水があったから)

 

なんか回を重ねるごとに逆にわからなくなってきます(´・ω・`)

でも徐々に真実に近づいているようなので、楽しみに次回を待っていようと思います!