アメリカ大統領選挙が熾烈さを増してきています。

シンクタンク【CSIS(戦略国際問題研究所)】の所長曰く、「かつてないほど異常であり、史上最低の戦い」だそうです。

共和党トランプ氏は毒舌で一部の共和党員、共和党議員からもいまだに指名を認めない人もいたり

民主党ヒラリー氏もいまだに民主党内から批判が出るなど、両候補とも大統領にふさわしくないと一部の身内から思われている。

※11月10日追記 

小泉純一郎氏とドナルド・トランプ氏が似てる!?石破茂氏がBSジャパンで発言、番組感想

トランプ氏が当選しましたね!次期大統領のトランプ氏の発言が今後4年間は発信され続けるので注目ですね。

 

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両候補とも嫌われる理由のひとつに

トランプ氏の歯にころも着せぬ「名言」(迷言?)にヒラリー氏も同じレベルになって反論するという

「批判合戦」(罵詈雑言な暴言)

があるのは間違いないでしょう。

今回は政策おいてけぼりの批判合戦の原因とも言える「トランプ氏の発言」を集めてみました。

2013年、上院議会で21時間演説をし続け、オバマ政権に打撃を与えたテッド・クルーズ上院議員を破って共和党の指名候補になったトランプ氏の発言は注目する方も多いでしょう。

 

ドナルド・トランプ発言(暴言、名言、迷言集)

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アメリカ国内、対立候補向け(ほぼ暴言)

・全てのイスラム教徒の入国を禁止する。

宗教は自由で自由の国アメリカらしからぬ発言。それは無理でしょう。

・メキシコ人はアメリカに麻薬と犯罪を持ち込む強○魔だ、不法入国を防ぐためにメキシコ国境には万里の長城を築いてやる、建設費はメキシコ持ちでな。

そんな無茶な。国民受けは良いのかな?

・※共和党グラハム議員に対し

「ばか、間抜け。」

馬鹿というほうが馬鹿なのよ。と言われていますが。

・アメリカから守ってもらっている日本は、在日米軍の駐留経費を全額負担すべきだ。応じなければ米軍を撤収させる。何だったら核武装もありだ。

日本は1日で作る能力があるらしいですね。

・世界は私を中心に回っている。私を嫌うものは愛国者ではない。

天動説W

・私が大統領になれば必ず“強いアメリカ”を取り戻してみせる。

頼もしい発言です。

・「おい!そんな小汚い子供より、俺を先に助けろ!!金ならいくらでもやるぞ!!」

傲慢といわれても仕方が無い発言ですね。もし金が無い立場ならどう言うんでしょう?

・※カーリー・フィオリーナ氏に対し

「あの顔を見てみろよ。だれがあんな顔の奴に投票するってんだ?」

容姿は政策に関係ない・・・。

・「不当な扱いを受けたらやり返せ」やり返すことは目には目をではない!単なる「フェア」である。よし、ためらわずに反撃しよう。それは当然のマナー。すなわちウィンウィンだ。

ハムラビ法典が発展してます。

・※イスラム教徒をデータベースに登録すべきかという記者の質問に対し

「 絶対に実施する。データベース以外にも、いろいろなシステムを備えるべきだ。」 「米当局が事態を把握できるまでの間、イスラム教徒をアメリカ入国禁止にすべきだ。」

イスラム教徒が嫌いみたいですね。

・「移民なんかくそくらえ」

移民の国アメリカ全否定W

・「たとえ私がニューヨーク5番街の真ん中でだれかを撃っても、選挙の票は失わない。」

いや、票を失わなくても逮捕、刑務所でしょ。

・※ヒラリー・クリントンに対してTwitterでの発言(後に削除)

「ヒラリー・クリントンが夫を満足させられていないなら、なぜ彼女は(自分が)アメリカを満足させられると思っているのか?」

余計なお世話ですかね。

・「ベン・カーソンは超低エネ。 アメリカには巨大なエネルギー(俺)が必要だ。」

暴走するほどエネルギーは確かにあるかも。

・※捕虜経験のあるマケイン上院軍事委員長に対し

「彼は英雄ではない。捕まったからこそ、英雄になったのだ。 捕まらなかった人の方が、私はいいと思う。」

米軍は国民にとって皆英雄なのでは?

・※リンゼー・グラム上院議員から「間抜け」と呼ばれたことに腹を立て、グラム氏の携帯番号を暴露、読み上げる。

「これが(グラム氏の)正しい電話番号かは知らない。 試してごらん。優柔不断なヤツだが、話し相手にはなるだろう。」

なかなか嫌味な仕返しです。

・「貴様ーーー!!俺を誰だと思ってるんだ!不動産王のトランプ様だぞ!!」

はいその通り、だから何?と返されそう。

 

※一般的には暴言だらけのように思えますが、これぐらいハッキリ物を言うところが受けているんですかね?

 

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不動産王、ビジネスマンとしての発言

・「どうせ考えなるなら大きく考えろ。どうせ生きるなら大きく生きろ。」

格言になりますね。

・「金持ちだけど、恋人がいない奴らを何人も知ってる。理由は金があってもちっとも魅力がないからだ。女性は魅力的な男を求めてるんだ。求心力の話だよ。それから、尊敬できる相手であることもだな。」

まあその通りかなぁ。

・「仕事と遊びのバランスをとろうなどと思うな。それより仕事をもっと楽しいものにしろ」

経営者らしい発想ですね。

・「あなたが今どんな職業に就いていようと、情熱的に取りくんでいれば奇跡は起きる。 正しい人物とめぐり会い、その人の目にとまるのだ。私は何度もそういう実例を見てきた。 」

報われない努力は無い、見ている人は見ているということですね。

・「心配するのは時間の無駄だ。心配は問題を解決しようとする私の邪魔になる。」

どーんと行こうということですね。

・「あぁ、休みをとりたいなぁ」と思ったらその仕事はあなたに合っていない。理想的な仕事とは、仕事と休みの区別がつかないようなものである。睡眠時間が短ければライバルに勝つチャンスも増える。私のやり方は非常に単純でストレートだ。求めるものを手に入れるためには押し、押し、押しの一手だ。」

好きな仕事をし、行動力が大事。

・「ルパート・マードックやスティーブ・ロス、ロン・ベレルマン、マーティ・デービスといった連中のタフさには敬服している。この人たちは当然成功するつもりでいるし、成功を収め続けるための方法を知り尽くしている。ビジネスが思うようにいかなくても、落ち込んだりしない。苦しい状況を好転させる力を持っている。」

メンタルや行動が運を引き寄せる例ということですね。ただ好転させるための人脈や、資金力は人によって大きな差が。

・「運命の転換にどのように対処するかが、勝者と敗者を分ける。」

その通り。

・「いったん負けることによって、勝つための新たな戦術が見えてくることがある。」 「私に言わせれば、タフであるためには、たくましさと頭の良さと自信を兼ね備えている必要がある」

失敗しても、めげずに教訓にしろという事ですね。

・「ネットワークビジネスが収入源として成り立ち、それなりの見返りが期待できることは既に立証済みだ。それが貴方にぴったりのやりがいのあるビジネスになる可能性もある。目覚しい成功談は、ディストリビューターの勤勉さと熱意、商品自体の適切さ、タイミングの良さなど 」

日々努力し縁を大切に、タイミング、チャンスを見逃すな!!

 

※不動産王としてのトランプ氏は一般的にまともな事ばっかり言っているようです。

 

日本への発言

・「日本人はウォール街でアメリカの会社を買い、ニューヨークで不動産を買っている。多分、マンハッタンを自分たちのものにしたいんだな。日本人と競り合っても勝てる見こみはない。どうみても彼らはこちらをコケにするためだけに法外な金額を払っているとしか思えない」

最近は中国人が多いイメージがありますがどうなんでしょう?

・「日本の安倍、(米経済の)○人者だが、やつはすごい。 地獄の円安で、アメリカが日本と競争できないようにした。 さらに、安倍は(駐日米大使の)キャロライン・ケネディを接待漬けにして(言うことを聞かせることで)、アメリカに打撃を与えた。」

民主党政権時代の地獄の円高(日本からみて)の反動でこんなもんかな。今、昔の固定ドル360円だったら・・・。ケネディ氏はよくわかりませんね。

・「日本から、何百万台もの車が、ひっきりなしに輸入されてくる。 アメリカは、日本に何か買わせたか? 牛肉を輸出した、だが日本は買いたがらない。 これは貿易不均衡だ。」

「嫌なら見るな」発言でフジテレビの視聴率が下がったように本当に嫌なら売れないと思うのですが・・・。アメ車はデカ過ぎるし、牛肉偽装もあるので仕方ないかと。

・※もし中国などが日本を攻撃したらどうするかという質問に対し

「アメリカが一歩引いても、日本は自ら防衛できるだろう。 日本は中国との戦争に勝ち続けた歴史がある。 なぜ、アメリカは日本を守ってやっているのか? ご存知の通り、日米安保条約は心憎い。 なぜなら、他国がアメリカを攻撃しても、日本はアメリカを助けなくてよい。 なのに、他国が日本を攻撃したら、アメリカは日本を助けなければならない。」

自衛隊は専守防衛、動く的にしたのはアメリカだと思いますが。自主憲法の制定が党是の自民党がやっと憲法改正できそうな議席にはなっていますがハードルは高いですよね。

 

このような発言(暴言、名言、迷言)のトランプ氏、それに応戦するヒラリー氏、次期アメリカ大統領はどちらの候補がなるのでしょう?

・大統領としての資質、品性が欠けているトランプ氏を絶対大統領にさせるな!「ヒラリー氏を大統領に!」という人もいれば

・「(両候補とも嫌なのに)どちらかがなってしまう」という悲観的な人もいますし

・民主党オバマ政権で「チェンジ」のキャッチフレーズのもと政権交代した時の様に共和党「トランプ氏を大統領に」という人もいます

 

アメリカや日本のマスコミは「トランプ氏」が劣勢の報道が多いですが、実際は「このままでは本当にトランプが大統領になってしまう。ヒラリー優勢という報道をして「勝ち馬に乗ろう」票を狙おう」という報道をしているのでは?とネットでは言っている人も多くいます。

両候補、どちらがなろうとも日本に対しては厳しくなるのではないか?という意見がネットでは多いみたいです。

来月には結果がわかりますが、トランプ氏は大統領になれるか?それともヒラリー氏が大統領か?結果に注目なのは間違いありません。

「史上最低の大統領選」でいすれの候補が大統領になっても、その後の政策がまともなら良いのですが・・・。