5月13日の舛添要一都知事による政治資金流用疑惑会見。

宿泊費は政治活動だった、食事代は会計責任者のミスだった、というような事を繰り返す会見を見て納得できなかった人も多かったのではないだろうか。

このような会見は政治家の間でしばし行われるが、今回なんとあの号泣議員「野々村竜太郎」氏と「舛添要一」都知事の2人の会見時の姿が完全一致したとネットで話題になっている。

その画像がコチラ↓

 

舛添要一と野々村竜太郎

 

完全一致である。

 

これについてネットでの反応は

 

・クソワロタ

・毛髪まで完全に後継者じゃねーか

・自分が野々村と同じ立場にあるという思いが無意識のうちに野々村の真似をさせたんだよ ただし舛添は泣き慣れてないから号泣はできなかった

・マジで朝鮮飲みだった

 

(朝鮮飲み 参考:美味しんぼ)

朝鮮飲み

 

と完全一致に驚いていた様子。

しかし毎回よく見つけるなぁと感心してしまうのである。

 

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舛添要一都知事の政治資金流用疑惑会見まとめ

そんな舛添都知事の会見をまとめてみる事にした。

韓国人学校への都有地貸与、公用車を使った別荘通い、ファーストクラス・一流高級ホテルを使った高額な出張費用等で批判を受けていた舛添要一東京都知事。

会議名目で家族旅行をしていた事が発覚し、それが政治資金の不正使用ではないかという事で13日会見が開かれた。

疑惑は2つある。

一つは家族旅行で利用したホテルの宿泊費を、会議費として支払った事。

その費用は2013年1月3日に23万7755円、2014年1月2日に13万3345円だ。

会議の内容はそれぞれ「選挙の処理」と「都知事選への対応」と答えている。

ただどちらも正月で、会議を入れていたとは考えにくく疑問が残る。

そしてもう一つは家族で行った飲食代を、政治資金として計上していた疑いだ。

「今精査を指示しています」

と、精査という言葉をひたすら繰り返した舛添都知事。

その数はなんと18回にものぼった。

 

そして会見当日。

舛添都知事は会見の冒頭で

「誠に不徳のいたすところと恐縮しているところでございまして、ご心配いただいている皆さま方には心からおわびを申し上げます」

と頭をさげた。

この会見は2時間にも及んだのだが、家族旅行のホテル代を政治資金で払った事については

「いずれも同ホテル内の宿泊していた部屋において事務所関係者と会議しております」

と釈明。

「ただ、会議に使用していたとはいえ家族と宿泊していた部屋を利用していらことからご懸念を招いたことにつきましては反省をしております」

と謝罪した。

しかし当日の自身のブログには、ホテルの部屋から撮ったと思われる写真を投稿。

その写真から、かなりの高層階だというのがうかがえた。

週刊文春から2億4000万という高額の外遊費用が指摘されているだけに、今回もあえて高額の部屋を用意したのかと思ってしまう。

これに対して舛添知事は、

「かなり高くて初日の出かなんかよく見えたなという感じがします」

「プールみたいな所で泳いだ記憶はありますよ、せっかく行ったんですから」

と、ホテルを満喫した様子。

温泉が好きな舛添都知事、プールも好きなようである。

さらに会議にどれくらいの時間を使ったのかについては

「朝から晩までやってるわけではありません」

「昼間に相当やったという記憶はあります」

と答えた。

さしてどういう人が何人来たかについては

「非常に政治的な機微に関わることでありますし、相手方のプライバシーもありますから、これはお答を差し控えさせていただきたいと思います」

と述べた。

非常にあやしい…。

そして支払った費用は、家族4人分か?の問いに対しては

「ええ」

と小さな声で肯定したが

「これは政治活動である」と言い切る舛添都知事。

しかし誤解を招いたとしてこの2つの宿泊費は政治報告書を訂正、返金するという。

やましく無いのなら返金する必要はないのではと思ってしまうのは素人考えだろうか?

そしてもうひとつの飲食代については、政治活動に利用したことまでが確認できなかった事と、個人の飲食代が誤って計上されている事を確認したため、計52550円分返金するという。

「家族と行ったりした時は、何も書かないで(中略)パッと紙(領収書)をいただいて」

その白紙の領収書を会計責任者が誤って収支報告書に計上したのだという。

ちょっと信じがたい話である。

そして「知事の職は今後も続けられるのですか?」との問いに

「全力をあげて都民のために働くという事であります」

「真摯に今日お答したつもりなので、後は有権者の皆様方(都民)のご判断にお任せしたいと思います」

と締めた。

非常に歯切れの悪い会見だった。

会見後、当時の舛添都知事の会計責任者によると(NEWS ZERO参照)

「大変至らなかったところは私の責任です」

「いや、間違えただけです」

「私はもう退社してますから、関係ないので」

と疲れた様子で語った。

というか目が死んでいた。

判断は都民の皆様にまかせると言った舛添都知事。

しかし辞職する気はないという。

果たしてこれから疑惑を払拭し、都民を納得される事ができるのだろうか?

今後の動向にも注目したい。