福岡市博多区の原三信病院で昨年12月に起きたプリウスタクシー事故から半年が過ぎました。
今年2月28日に運転手は起訴され、今後の裁判で真相は究明されていくものと思われます。
事故現場修復完了、防護壁も増設
仕事で原三信病院の近くまで行ったので、事故現場の前を通ってみました。
以前ブログを描いた事もあり、「どうなったんだろう」と気になっていましたので。
昨年12月に献花させて頂いたのですが、当時の献花台はもうすでに無く
事故現場は綺麗に修復されていました。
↑昨年12月の事故直後(画像引用:NEWSまとめもり)
病院がめちゃくちゃになっています。
↑昨年12月、事故後の原三信病院はブルーシートで覆われ、事故の悲惨さが伝わってくる雰囲気でした。
真っ直ぐ一直線で病院に突き当たる立地条件も不幸の連鎖の一部だったのでしょう。
↑昨年12月クリスマス前の原三信病院。
献花台も用意され、たくさんのお花で故人のご冥福をお祈りされていました。
それから半年が経過し・・・
↑そしてその後の、2017年5月の原三信病院。復旧が完了しています。
↑事故現場はその面影も感じさせません。
綺麗に元通りになっていることから「ココが事故現場だった」と言われてもわからないと思います。
外の献花台もなくなっており、昨年末で撤去されていたようです。
道路に面した窓ガラスウインドウ外側には新たにコンクリートの防護壁が増設され、
万が一車が突っ込むような事があっても防御できるように設計変更されていました。
中にはテーブルと椅子が新たに用意されていましたが、
訪問時は使っている方はいらっしゃいませんでした。
事故原因は運転者(容疑者)の運転ミス(ブレーキとアクセルの踏み間違え)で起こった事故だと
断定して検察は今年2月28日に起訴。
車両のドライブレコーダーなどの記録も車両不具合は認められなかったということですが
ネット上を見ると根強い「プリウス」不信が一部の意見としてあります。
試乗した事がありますが、アメリカでの訴訟の後だったので
異様にブレーキが利きすぎる仕様の車種でビックリした事があります。
(ディーラー曰く、アメリカの件で強く効く様に対策してあると言っていました。)
そんなプリウスですが訴訟でイメージ悪化もあるでしょうし、
操作方法が一世代先のような車ですので
ハイブリッド車の機械制御、コンピューター制御がより強く感じられる点が
嫌悪感を増しているのかもしれません。
今後の裁判で真相は明らかになるでしょう。
犠牲者のご冥福をお祈り申し上げます。