アメリカのメジャーリーグ、イチローの所属するマイアミ・マーリンズ、マイケル・ヒル編成本部長がマーリンズ・パークでシーズン総括会見に臨み、イチローとの来季の契約選択権を行使したと5日(日本時間6日未明)に発表した。

 

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これにより来期もマイアミマーリンズでプレーすることが確定した。

イチローは2015年にマーリンズに移籍し今季2年目。昨年は153試合に出場、打率229、安打数91本と自己ワーストの記録でファンを心配させたが、メジャー16年目となる2016年シーズンは143試合に出場、打率291(2011年以降自己ベスト)、打席数が73打席も減ったにもかかわらず安打数を4本増やして95安打と見事に復調。

現在、歴代安打数史上25位の3030安打(日米通算は4308安打)となっており、ヒットを打つたびに世界記録が伸びるようになっている。

年俸200万ドル(約2億600万円)で契約延長と言われているが、球団側が延長するかどうかの権利を持っており、それを行使した。

また新たに18年の契約選択権も追加したそうで、マーリンズはイチローを高く評価していることがうかがえる。

 

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シーズン開幕前には今期中の達成は無理と考える人が多かったメジャーリーグ通算3000本安打を見事に達成、その後も記録を更新。

一時は打率3割を超え、チーム内トップの打率を8月までマーク、9月に失速するが結局2011年以降ベストとなる打率で最後までチームのプレーオフ争いに貢献、「相手ピッチャーが嫌がっている事が多かった」とイチロー自身が語っている通りの好調なシーズンとなっていただけに去就が注目されていた。

メジャーリーグ最年長野手にもかかわらずシーズン終了直後に契約更新という早期の延長の発表で、「50歳までプレーする」と公言しているイチローにはこの調子で来期2017年シーズン、更に2018年シーズンも契約延長してもらい、歴代の安打数記録、盗塁記録などその他の記録もどんどん更新してほしい。

シアトルマリナーズ、ニューヨークヤンキース時代の報道と比較してマイアミマーリンズに所属してからのイチローはチームに打ち解け、伸び伸びとリラックスした状態でプレーできているようで、チームメイトからも、首脳陣からも信頼され「若い選手のお手本、生きるレジェンド」になっており、いつか来る引退までマーリンズでプレーしそうな雰囲気がしてきたとブログ主は思います。